レクリエーション介護士をめざして資格をとろう!

介護士の中でも、施設やデイサービスなどで中心になって レクリエーションをおこなうのが 「レクリエーション介護士」です。お年寄りと接しながらレクリエーションを通して生きがいを与えることができるという意味でも、自分のキャリアアップにふさわしい資格といえるでしょう。 今回は、その「レクリエーション介護士」になるために必要なことを紹介します。

レクリエーション介護士取得方法の流れ

この資格は2種類あり、レクリエーション1級と2級があります。受験の要件には、どちらとも年齢や経験は不問ですが、資格取得には、まず2級から受験し、その後に1級の受験資格があります。

レクリエーション介護士2級の役割

レクリエーションを行うための基本技術や考え方を学び、レクリエーションにおいて高齢者とのコミニケションの取り方や具体的な企画や実施・見直しの方法を学び実施します。

レクリエーション介護士1級の役割

対応力やアレンジ力を学び、高齢者の個別に合わせたレクリエーションを企画や実施することを学びます。1級では2級より高度な知識や経験が求められます。また、他の介護スタッフに対して指導をする役割もあります。

資格取得のメリットとやりがい

レクリエーションを通じて高齢の方々との交流を図りながら、高齢者に喜んでもらうため、 また、高齢者の趣味や特技を生かすために レクリエーションやいろいろな行事の企画を組むことも重要な役割となります。 季節を通しての年中行事を計画したりすることで、高齢者が喜んで参加できるものを立案から企画まで考えることで、レクリエーションを通してやりがいのある仕事や充実感も実感できます。 それ以外にも積極的に地域のボランティア活動にも参加して、 レクリエーション介護士として施設に入居していない高齢の方々と接しながら、生きがいを感じることができる場を提供することも大切なことです。

さらにワンランク上の1級をめざそう

レクリエーション1級の資格を取得するにあたり、2級を取得後、十分な経験を積むことが大切です。フォローアップ研修を約30時間学んだ方のいずれかが対象となっています。
スキルについては、2級と比べ高度な知識や技術が要求されます。さらに、リーダーとして レクリエーションのスキルや考え方を指導できることも求められます。
資格取得に関しては所定のカリキュラムを受講したのち、認定試験を受講して合格した者が取得できます。実技と筆記の2種類があり、最高得点150点中60%以上の成績が合格の基準となっています。

まとめ

レクリエーション介護士は、地域によって研修自体が開催されていなという所も多々ありますので、受講を希望する際には、開催している教育機関をインターネットで事前に探して、開催日なども確認しておくとよいでしょう。

<神奈川県でレクリエーション介護士2級を開催している教育機関>

以上、レクリエーション介護士の資格取得についての話をしましたが、まずは2級を取得することを目標にしてみてはいかがでしょうか。取得後はすぐ1級というわけにはいかないので、ある程度の経験を積んでから1級という目標を持つことが重要です。

神奈川県:介護の資格 湘南国際アカデミー

湘南国際アカデミーは、レクリエーション介護士の講座がスタートして、一早く開催を始めた神奈川県の介護の教育機関です。

レクリエーション介護士だけでなく、介護福祉士国家試験の受験要件の一つとなっている実務者研修や初任者研修などの介護資格の教育や介護教員の育成にも力を入れています。湘南国際アカデミーは、神奈川県の10か所の各校舎にて、定期的にレクリエーション介護士2級を開催しているので比較的受講もしやすいようです。