介護福祉士の合格後に目指すスキルアップ資格について

介護の仕事は、専門職なので介護福祉士の国家資格を目指す事になるのですが、何事においてもこれで終わりと言う事はありません。
介護福祉士の頂点である認定介護福祉士を目指す場合や、並行して別の資格に挑戦する事がスキルアップにつながります。介護福祉士の合格後に目指すスキルアップ資格について紹介しましょう。

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スキルアップの理由

人間の寿命に限界はありますが、学ぶ事には限界がありません。介護関連に役立つ事であれば、資格はいくつあっても無駄にはならないのです。
IT化だけでなく、制度や社会環境が変化する事で、介護福祉士が現状に甘えていては、おいて行かれる場合もあるかもしれません。

常に役立つ事の更新や、スキルアップする事で、変化に対応する事や、働き方の待遇面や給与にも上乗せの可能性もあり、無駄な事は1つもないのです。

職場のサポートを求める

介護に役立つ資格は、数年前に比べるとかなり増えて専門性の高い資格も重要な位置づけとなっており、できるだけ取得したい資格が、スキルアップにつながるのです。
職場としてはスキルアップの助成金を利用する事で負担を減らして良い人材を育成する事ができます。

ただし、働きながら資格を目指すには、職場の理解も必要になるので、職場の管理者と話し合いながら、職場が必要とする資格や自分が学びたい資格について理解とサポートが必要になります。

一般の会社でも教育の指導やスキルアップに対しては必要な認識があり、ましてや専門性の高い介護の分野では当然目指すべきなのですが、現場の人手不足も考慮しながら、できるだけのサポートを求める事です。

介護に役立つ資格が別にある

直ぐに取れる資格もあれば、介護福祉士の資格のように取得に時間がかかる場合や難しい資格もあります。

1.ケアマネジャー

「介護支援専門員」と呼ばれる資格がケアマネジャーで、介護福祉士を取得後に実務経験が5年必要になります。利用者さんに合うサービスを提案する場合には、数多くある介護サービスの中から個々の利用者に適したものを選んで、事業者との橋渡しを行います。

ケアプランの作成や、利用者の意見や要望を代弁してお互いが納得できる状況に導く仕事として重要です。実務経験を問われる仕事であり専門性を追求しています。

「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格してから、その後「介護支援専門員実務研修」を修了する事で、自治体に登録できるようになって、初めてその資格を発揮できるようになります。

2.相談援助業務で役立つ資格

「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」があります。国家資格である「社会福祉士」や「精神保健福祉士」の場合は、取得が難しいですが「社会福祉主事任用資格」を有する事になります。

社会福祉主事任用の場合は、生活相談員の役割を務める事ができ、現場にも強みがある職員として活動する事ができ、現場と兼務できる仕事です。

3.認知症介護実践者研修

介護施設のユニット化が進む事で、個別のサービスやケアが認知症のある利用者に対して、専門性のある資格になります。認知症に対する教育を的確に行える事で、現場での教育に役立ちます。
更に、認知症対応型のグループホームなどでは、毎月の介護報酬に認知症加算がプラスされるため、認知症介護実践者研修を修了しておくと資格手当や給与アップにもつながりやすいといわれています。
※認知症加算とは、認知症高齢者(日常生活自立度III以上)を積極的に受け入れるための体制を評価する加算のことをいいます。

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4.趣味の分野の資格

学会が提供する認定講座を受講し、筆記、面接試験に合格する事で「レクリエーション介護士」「音楽療法士」が取得でき、万人に共通する分野であり、持っていれば直ぐにでも現場で活用できます。「レクリエーション介護士」の2級の場合は、通学講座に通う事で最短2日で取得可能です。

人の生理的、心理的、社会的、認知的な状態をコントロールする「音楽療法士」は、応用性の高い資格で、幅広い分野に対応できます。
専門学校や大学以外で仕事を持つ社会人に対しては、学会が提供する認定講座を受講し、筆記、面接試験に合格する必要があります。

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まとめ

他にもいろいろな資格が存在しますので、場合によっては3~4年の専門学校に通う必要があるので、介護福祉士の合格後に目指すスキルアップ資格として考えた場合には、お勧めとして4つのタイプについて紹介しています。どちらの場合もスキルアップに役立ちます。

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