【福祉系資格】介護職で活かせるオススメ資格

少子高齢化社会の日本において、福祉系の職種に携わる人々が減少しています。若い世代の方々に代わって定年退職して第二の人生を歩む意味で介護職に転身する方もいらっしゃいます。
介護の仕事をするとしても、種類があるためどれにすればよいか迷いが生まれます。 今回は、福祉系の就職におすすめの資格についてお話しします。

介護資格の内容からおすすめ

在宅介護をするにあたり、おすすめの資格の一つとして挙げるならば「介護職員初任者研修」です。介助方法の基礎は介護全般にわたる基本的な項目であり、在宅・デイサービス問わず必須項目の一つです。

学習するべき範囲は、食事や入浴、排せつ、それに就寝前などといった日常的な生活全般の動きに対し細かい部分まで学習し、介護をする人に対して無理をせず接する方法を理解する項目ですので、福祉の仕事をスタートするために欠かせない資格です。
実際に在宅介護を開始した場合、この資格が介護現場で活用できる基礎となることでしょう。

取得のための勉強

それでは、「介護職員初任者研修」を取得するためのポイントを紹介しましょう。まずは年齢制限が一切設けられていない点です。
老若男女や学歴など一切関係なく取得できる資格ですが、福祉関係の仕事では、取得や難易度も比較的取りやすいので働きながら取る資格としては最適です。

学習期間については講座の内容によりますが、短期間コースの場合は1か月間、2~4か月コースも選択可能で、受講される方のスケジュールに柔軟に対応できるのも特徴です。
学習環境については、基本的には通信教育が主流ですが、場合によっては通学との併用が基本となっています。学習開始から修了まで必要な時間数は130時間で、自宅が教室の役割で勉強ができます。

その他おすすめの資格

【福祉住環境コーディネーター】
住宅を建てる場合や改築する際にはどの点においてこうすべきだとリクエストできるほか、福祉用具においてもより深い知識を理解し、現場に出てもすぐに使いこなせるといった利点があるのが「福祉住環境コーディネーター」です。

【准サービス介助士】
この資格の目的は介助で、耳が聞こえない方との接し方や車いすユーザーの方との話し方のほか、在宅介護では難聴に伴う会話不成立に対する対応や体を動かすときの補助に対応できます。

【レクリエーション介護士】
在宅中におけるコミュニケーションに対し、会話に花を添える事や趣味などを楽しむ際にどう対応していけばよいか、といった場合でも互いに楽しめる意味で、対話術や心理状態などを学習し、実際に接するときに役立ち、ごく自然に楽しみながら生活できるための役割を担うのが、「レクリエーション介護士」です。

まとめ

おすすめの福祉系資格を紹介しました。介護される方とのコミュニケーションや介助、そして生活するのに欠かせない用具や環境知識などに必要な資格がありますが、まずは介護職員初任者研修を取得して、ある程度経験を積んだらそれ以外の資格に挑戦すると、業務の幅は広がりをみせ、どのような場面においても役に立つことでしょう。

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