これから介護の現場で働きたいと考えている方で、どんな資格から取得したら良いのか迷っている方がいると思います。
今回は、そんな未経験の方におすすめしたい3カ月程度で取れる介護系資格5選を紹介していきます。
介護職員初任者研修について
介護職で働きたいと考えている方が最初に取得しておきたい資格で、基本的な介護に関連する知識や技術に加え、高齢者の身体の変化や医学的な情報など約1カ月で身に付けられます。
通信講座もありますが、基本的には通学講座で講習を受講することになっています。
研修料は、3万~12万円程度となっています。会場は、各都道府県が指定した機関にて行われます。
レクリエーション介護士について
利用者1人1人に合わせたレクリエーションの基本的な知識や高齢者との接し方などが身に付き、約2日で取得出来ます。主に介護の現場で働く職員が取得しています。
1・2級があり、1級は2級取得後に受験が可能となります。受験料は35000~4万円となっています。一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が主催しています。
レクリエーションとは何か
高齢者の身体や脳の機能を維持し、他の利用者や介護職員と交流を持ちながら気分転換を図るというのがレクリエーションの大きな目的です。
玉けりや折り紙、カラオケなどの種類があります。利用者さんの趣味も参考にしながら、充実した生活が出来る様に、介護の現場でレクリエーションが行われています。
ケアクラーク技能認定試験について
一般財団法人日本医療教育財団が主催している、介護事務に関する知識に加えて、コミュニケーションや高齢者・障碍者の心理、医療の基本的な知識も学べます。
試験は年に3回(5月・9月・1月)に、都道府県の公共機関にて行われます。70点以上が合格点で、受験料は6900円です。試験日1カ月後に結果が出ます。
介護事務管理士技能認定試験について
介護施設の受付や会計、レセプトなどの介護事務を担当する技術を身に着けることが出来る、日本初の介護事務の資格で2000年にJSMA技能認定振興協会の主催で開始されました。
受験料は6500円で、申し込みはコンビニの端末かインターネットで出来ます。在宅試験も行われているようです。試験形式は、学科(マークシート)と実技です。
試験日1カ月後に結果が出ます。
認知症介助士検定試験について
認知症に関する様々な知識が身に着けられます。公益財団法人日本ケアフィット教育機構が主催するセミナー・試験に参加するか、試験のみであれば東京や大阪にある教育センターまたは全国各地にあるCBTセンターで受けられます。
また、自宅のインターネットでも受験可能です。30問のマークシート式で、受験料は3300円です。セミナーを受講して同日に試験が可能です。
まとめ
今回は未経験の方でも最短3カ月程度の期間で取得可能な「介護系資格5選」を紹介しました。資格を持っていると、就職活動や実際に介護の現場で働く時に役に立つと思うので、参考にしていただければ幸いです。
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