小児医療における小児理学療法士の必要性について

病気やケガなどで病院に入院した時、しばらく動かさなかった体を少しずつ動かし、日常生活に戻る為に理学療法士の下、リハビリを受ける事があります。
これは、高齢者や成人だけでなく子ども達でも受ける事があります。子ども達の場合、病気やケガだけではなく、低体重などにより身体機能に障がいが生じたりすることが少なくありません。
この場合、理学療法士の下でリハビリテーションを受け運動を促したり、外科治療を受けその後のリハビリで機能の回復や維持といった事が行われたりします。
今回は、そういった小児医療における小児理学療法士の必要性について視点をおき一緒に見て行こうと思います。

■子ども(小児)のリハビリテーション

子どもを対象とした理学療法では、基本的には正常な運動発達に沿って進めていきますが、一般に筋緊張が低い(力が入らないような)子ども達には、姿勢を保つような活動を促して運動の自発性を引き出したり、筋緊張が高い(力が入っている)子ども達には、ゆっくりと動かしリラックスさせ支えるというよりも、動き出すといったことを重視しているといってもいいかもしれません。
では、小児理学療法士(PT)に求められるものについてどんなものがあるのでしょうか。

◎小児リハビリテーション成功の鍵
理学療法士(PT)として小児リハビリテーションに十分力を発揮させるためには、成長や発達に障がいのある子どもやその親に対し、効果的なリハビリだけではなく、双方に配慮する柔軟性が求められます。

1:子どもに自信をつけ、自発性を引き出す
どんなに小さな事でも、できた事に関しては褒め子どもが達成感を得られるような接し方が必要ではないのでしょうか?

2:親(母親)に自信をつけ訓練及び子どもの疾患について理解・協力を得る
親が子どもの障害等を受け入れるのは、かなりの時間を必要としますがリハビリによって機能を伸ばすことにより、親のニーズに応える事ができれば親を変化させられるのではないでしょうか?

3:理学療法士(PT)は子ども・親の視点を持ち自ら成長する
子供たちは今まで自分でできなかった事が、PTを通しできるようになることにより自信を持つことができ、親は自信を持った子供の成長を、日常生活が楽に過ごせるようになっていく過程を通じて実感することができる。
このように子どもと親、双方の立場・視点に立ち、夢や希望を与えることも、リハビリを円滑に進めていくポイントといえます。

■まとめ

いかがでしたか? 小児医療における小児理学療法士は、病気やケガだけでなく障害を持った子どもたちにも接する事が多いです。
日々、子どもと家族の立場に立って行動する小児理学療法士。子どもが好き。子どもと接する仕事がしてみたいという方。是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。