理学療法士は安定・可能性のある仕事

理学療法士の仕事は「安定している」「将来性は」気になるっている方も多いのではないでしょうか。どのような職場選びをすればいいのか迷っている方も多いことでしょう。
そこで今回は、理学療法士が安定するための職場選びや将来性について解説していきましょう。

■理学療法士の給与事情

理学療法士の平均年収は2018年厚労省の調べでは406万円、平均年齢31.8歳、平均勤続年数5.3年でした。

一般の企業と比べて若干安い理由として平均年齢からも分るように20代の従事者が多いことが考えられます。平均勤続年数が5.6年と短期間で退職や転職されるのも気になるところですね。

■就職先で多いのはどこ?

病院やクリニックなどが介護施設よりも給料が高い傾向にあり就職先でみると医療機関が全体の8割を占めていて給料の高い医療機関での仕事を選択するのが理由と思われます。

■理学療法士が安定している理由

◎国家資格である
理学療法士として高い専門性をもち、国家資格であるため、給料や年収は他の職種と比較して一定水準以上のレベルは保障されていて長く務めたり、また役職・主任・課長・などの昇進により給料のアップも期待できる。

◎就職先が多い
医療機関で働く理学療法士が多い中、高齢化に伴い近年では介護老人施設・介護老健施設など。それ通所リハビリテーションや訪問リハビリテーション、または、スポーツの分野でも安定した需要があり就職する機会が多くあります、

■狭き門ながらも専門的知識をもった公務員という道もある

理学療法士の資格をもちさらなる安定を得ようとするのであれば、公的機関で専門的知識を必要とする研究機関といった部署への採用を目指し、公務員として就職するいったケースもあります。

ただし、公務員になるためには地方公務員や国家公務員といった、倍率の高い公務員試験をクリアしなければいけません。
また、長い目でみた場合公務員は、一度退職するとなかなか再入職が難しいことは覚悟する必要があります。

■まとめ

いかがでしたか?理学療法士の安定と言うテーマで解説してきましたが、安定の意味でもいろいろあり一番に考えることは、収入面での安定だと考えます。

もし安定した収入を得ようと思えば、知識や技術を深めていくスキルアップがありますが、それ以外にも施設や病院で役職などの地位を目指すキャリアップの道もあります。

また、安定した職業の立ち位置を望むのであれば理学療法士としてのやりがいを感じられる職場選びが重要となってきます。

理学療法士は国家資格ですので一度取得すれば一生涯、活躍できる資格です。自分にとってどのような安定した仕事が良いのか、職場選びの基準にするとよいでしょう。