介護福祉士国家試験の受験申込に必要なのは戸籍謄本か戸籍抄本のどちらなのか

介護福祉士の国家試験を受験するには、まず「受験の手引き」を取り寄せ、それぞれの区分に合わせて必須書類を準備することになります。
今回は、受験申込に必要な書類を確認しながら、戸籍謄本と戸籍抄本の違いについても解説していきます。

郵便ハガキで受験の手引きを取り寄せる方法について

ハガキの表面には公益財団法人社会福祉振興・試験センターの宛先を記入し、裏面にはご自身の郵便番号・住所・指名・連絡先・必要部数を記入して下さい。(一人につき1部です)

受験の手引きの取り寄せが遅れると、受験申込期限に間に合わなくなってしまう可能性もあるので、なるべく早めに請求しましょう。
直近の試験を受験し、すでに受験資格を満たしている場合、改めて受験の手引きを取り寄せる必要はありません。

ホームページから受験の手引きを取り寄せる方法について

インターネットの環境がある方は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページにアクセスすることで、受験の手引きを取り寄せることが可能です。
受験の手引き請求窓口をクリックして記入する画面を開き、郵便ハガキ請求と同様に必須情報を入力して下さい。請求が完了したら、数日後に指定した住所に郵送されてきます。

受験申込に必要な書類について

受験者全員が用意する書類は、受験申込書・受験手数料払込受領証添付用紙・受験用顔写真等確認表です。実務経験ルート(区分2)の方の場合は上記にあげたものに加えて、実務者研修終了証明書か実務者研修終了見込み証明書・実務経験(見込み)証明書が必要となります。

また、直近の試験で受験票を受け取った方は、証明書提出済申出書をご用意下さい。その他の区分の方は、受験の手引きか試験センターのホームページにてご確認下さい。

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受験申込書とその他の書類の住所が異なる場合に提出するものについて

結婚などの理由で、受験申込書と卒業証明書・修了証明書などの各種証明書に記載されいる氏名が異なる場合は、戸籍抄本または戸籍の個人事項証明書を提出する必要があります。
※外国の国籍の方は住民票

これら以外にも試験センターのホームページには、個人事項証明書や住民票、それからパスポートなどが国籍を証明するための書類の例として記載されています。不明な点がある場合には、試験センターに問い合わせてみると良いでしょう。

戸籍抄本と戸籍謄本の違いについて

「戸籍謄本」とは、戸籍簿全部の写しのことです。一方、「戸籍抄本」とは、戸籍謄本に2名以上の個人情報が記載されている場合の一人分の情報のみを写したものです。そのため、戸籍謄本に1名分の情報しか記載されていない場合は、戸籍謄本を使用することになります。

ちなみに試験センターのホームページに記載されている「個人事項証明書」とは、戸籍抄本をパソコンでデータ化したもので、謄本をデータ化したものを「全部事項証明書」と言います。

まとめ

介護福祉士国家試験の受験申込を行う際に、受験申込書と提出する証明書の氏名が異なる場合は、戸籍抄本または戸籍の個人事項証明書が必要です。申し込み期限に間に合う様に、前もって受験の手引きを取り寄せたり、必要な書類を準備しておくと良いでしょう。

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