介護福祉士の登録申請書を紛失した場合の対処法

苦労して取得したものを、うっかり紛失してしまう事は意外に多いものです。その際の対処法として、最も早く確実に再度入手する方法は、書類・免許などに関するものは再交付という手段が適切なのではないでしょうか。

今回は介護福祉士の登録申請書を紛失した場合の対処について見てまいりましょう。

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介護福祉士の資格について

国家資格でもある「介護福祉士」になる為には、介護福祉士国家試験に合格しなければなりません。この資格は一旦取得すれば全都道府県で通用し、更新も行なわれない為一生使える資格と言えます。また数ある介護の資格の中では唯一の国家資格でもあります。

介護福祉士の資格を取得する為には、幾つかの方法があります。しかし2016年度からいずれの方法で資格を取得するにも、必ず国家試験を受験して、これに合格する事が定められています。

方法としては、「指定された養成施設を卒業する事・福祉系の高校において定められた単位を取得し卒業する事・介護福祉現場において3年以上実務経験ならびに「実務者研修」を終了する事」などがあります。

上記の方法で、介護福祉士国家試験の受験資格が得られるという事です。しかし、これは受験資格の条件を満たすという事であり、国家試験を免除されると言うものではございません。

そして見事に、介護福祉士国家試験に合格したとしても、これで介護福祉士になれるという事ではないのです。「介護福祉士」を名乗る為には「介護福祉士資格登録」が必要となります。

介護福祉士資格登録

介護福祉士国家試験に合格すると、資格の登録を行なわなければなりません。この登録をもって自分が介護福祉士であるという事の証明になりますので、必ず行なうことが必要です。

また「実務経験見込み」で受験された方は、登録に必要な「従事日数内訳証明書」「実務経験証明書」の提出が必要です。これらの提出を怠った場合、試験に合格していても無効となるので注意が必要です。

登録申請書を紛失した場合

合格通知が自宅に送られてきましたら、その中に入っている「登録申請書」「登録の手引き」を確認し、社会福祉振興・試験センターに簡易書留で提出します。その後、試験センターで審査されて、 ここで不備がなければ受理され、登録証が交付されるのです。

万が一「登録申請書」を紛失した場合や間違って廃棄なさった場合は、早急に「登録申請書」の再交付手続きを行なわなければなりません。再交付の手順は下記のとおりです。

①社会福祉振興・試験センターに再交付の申請を行います。その後、社会福祉振興・試験センターのホームページより「登録証再交付申請書」のPDF書類をダウンロードして、プリントアウトします。

②必要事項を記入し、戸籍謄本・住民票原本のいずれか(本籍地確認出来るもの)を同封し、手数料を振り込み、その「振替振込受付証明書」も同封し必ず添付して簡易書留で送りましょう。そうして再度送られてきたものを提出します。

まとめ

介護福祉士として、働き始める為には国家試験の合格のみでは行なえないと言う事がご理解いただけたと思います。登録という作業が不可欠です。その登録にも「登録申請書」が大切です。 万が一紛失した場合や破損した場合の対処についても、ご説明いたしました。

国家資格である以上いずれの過程も大事ですので、速やかな処理を心がける事をお勧めいたします。

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