あると便利! 介護士オススメの便利グッズ

介護の現場において、一つでも便利な道具があれば効率よく業務できるのも一つの知恵です。とはいえ、どの道具が使い勝手が良くて本当に実務に適したものであるか経験してわかる事であり、実用するレベルの性能も求められます。
今回は、介護の現場でオススメの便利グッズについて紹介しましょう。

常に持ち歩きたい

毎日の業務において、いつも使う機会が多い道具は、当然ながら常に持ち歩きたいですよね。ポケットの中に入れることができ、緊急事態にも対応できるのがポイントです。
仕事をする上においてウエストポーチは常に装備しておきますが、その中に収納できるだけでなく、もしもの時の便利に対応できるグッズを紹介いたします!


▲使う機会が多い道具はウエストポーチに常備すると便利

・絆創膏→ちょっとした傷ができた場合、止血処置をするために常備しています。日常的に多くある擦り傷などの消毒ができ、衛生的にも便利なグッズです。

・電子体温計(予測式)→熱がありそう、様子がおかしいといった状況に対応できるよう、短時間での体温測定が可能なアイテムです。

・使い捨てのビニール袋とグローブ→トイレが間に合わない場合や、すでに汚れているおむつの対応などといった汚物処理をスムーズに処理しておくために必要な道具です。

ロッカーに常備しておきたい

いつもの仕事に持ち歩くべきアイテムの紹介に関しては前述の通りでしたが、ここではロッカーの中に入れておきたいグッズについてご紹介♪

・デオドラントシート→施設内における温度設定に関しては、利用する高齢者の方々に合わせたものであり、スタッフ側に合わせたものではありません。そのため、常に汗をかいてしまう事態となり、入浴介助後だとなおさら不衛生な状態です。ウェットタイプの使用だとすぐに拭き取りができるのが利点です。

・着替え(スペア)→入浴及び排泄介助などといった様々な業務において、衣服は常に汚れていくものです。衣服類だけでなく下着などとセットで常備しておくと緊急事態の時に対応できるのが特徴です。

これらのグッズについては、業務における必須品であり、いつでも対応できるように習慣づけておくと良いでしょう。

コミュニケーションツール

施設に入居している方には、言語や上肢のいずれか(もしくは双方)に障がいを持っている方も存在します。手話ができるのであればスムーズに対応できるのですが、その能力を持っていない場合、コミュニケーションをとるのに苦戦します。意思を伝達するために必要なグッズを紹介しましょう。

・筆談器

▲書いて消せる電子タイプが便利

手話ができなくても、何をどうすれば良いのかを書く事により簡単に伝える事ができるツールです。ボタンの押下だけで消えるため、鉛筆と消しゴムと紙を使うといった筆談と比べ、作業に無駄がないだけでなくペーパーレスにも貢献できるのがメリットです。

・意思伝達装置

前述の筆談器と比べ、文章作成をするだけでコミュニケーションをとる事ができるツールで、わかりやすく例えるならチャットの要素を取り入れています。

介助の友

高齢者の方々の立ち上がりや移乗などといった様々な動きに対し、何も対策をしていないスタッフからすれば重労働にしかすぎず、最悪の場合は腰痛などの原因になりかねないのが実情です。
ここでは、介助をする時に助かるグッズについてご紹介♪

・移乗補助パット→通常の移乗だと身体や衣服を引っ張るといったリスクが伴いますが、パットを使うと直接つかむ事なく楽に移乗できるのが特徴です。胸部用と腰用があり、ショートとロング二つのタイプがそれぞれ用意しているほか、併用で二人介助ができます。

・介助ベルト→腰に装備するベルトですので、身体に密着できるのが特徴です。高齢者の方々が立ち上がる場合に動作をするサポート的役割を果たします。クッションが入っているため固定はマジックテープで、調節はバックルとストラップでそれぞれ行うグッズです。

まとめ

介助をする時にオススメの便利グッズを紹介しておきましたが、これらは常に介護の現場において必需品となるため、仕事が終わったらロッカーに常備して、出社の時にはこれらを持ち歩くほか、もしもの時に対応できるなど日常業務には欠かせない存在です。