介護福祉士 ~その魅力とやりがいとは~

介護福祉士を目指した理由や魅力を聞くと、さまざまな答えがでてきます。ひとそれぞれの答えがあるのは当然ですが、共通点があるとすれば、それは「人が好き」ということが根本的にあるように感じられます。今回は、介護福祉士の魅力とやりがいについて実際に活躍している人達の声を聞いてみましょう。

介護福祉士になったきっかけと魅力

〇介護福祉士二年目女性のきっかけと魅力
祖父が脳梗塞の後遺症で片麻痺がある日常生活で体を自由に動かせない様子をみて、介護の知識や技術を身に付けたいと思ったのが動機となり、介護福祉士を目指すきっかけとなりました。高齢化社会の中で、祖父のような方の支援ができるようになったこと嬉しく思っています。

また利用者の方と日常生活を接する機会が多い介護福祉士が、一人一人をしっかりと見ていくことの大切さを改めて再確認できます。大切な命に係わる仕事である介護福祉士は、人の役に立ち自分自身を成長させる魅力的な仕事だと思います。

〇福祉課を卒業したばかりの新人介護福祉士
学生の時に参加した介護施設の職場体験の時に影響を受け、その時に職員の方がいっていた「ちゃんとした資格をもっていると支援の内容も増える」というアドバイスをもらい、介護福祉士を目指しました。元々、人と接するのが好きな方だったので、自分の天職だと思っています。

今はまだ介護福祉士としては新人ですが、沢山の人達の出会い毎日の変化が楽しく感じられます。きつい部分もあるけれど、それ以上に沢山の笑顔を見ることが出来ることが介護福祉士の魅力だと感じています。

福祉科の先生に聞いてみた魅力とは

介護とは人と人とが寄り添いあって、お互いの生きるための活動を支え続けることであり、思いや考えをもって肌やぬくもりを伝えることのできる、人間だからこそ成せる業であると思います。

いろいろな試行錯誤を経て、やがてお互いが笑顔へとたどりつける感動とそこに自分か関わっている存在価値を実感できる喜びこそ、多くの介護福祉士が感じている「介護職の魅力」ではないでしょうか。その魅力に気づいたとき、やりがいをもって長く続けられるのも介護福祉士の魅力だと言えると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。介護福祉士としての魅力を取り上げて見ましたが、その答えはやはり人それぞれですが、皆さん独自のしっかりとした目標とビジョンをもって、やりがいを見出していただければと思います。