近年温暖と共に高齢化が、進んでいる日本では、高齢者の増加と共に、医療や介護、リハビリ要員不足が問題への対応が急務となっています。
高齢者の身体機能の改善・心のケア自立支援また健康増進を担う理学療法士は、高齢化社会を支えることの出来る仕事である為、その役割の重要性が高まっていのです。
そこで理学療法士がどのような仕事内容を行っているのかを簡単にまとめてみました。
■理学療法士とは
理学療法士とは、ケガや加齢、障害などで運動機能の低下した人が基本動作寝返り・起き上がり・座る・立つ・歩くなどを最低限の自立ができるようサポートを行うリハビリテーションの重要な専門職で、PTともよばれています。
■主な仕事場所と言えば?
理学療法士の職場には、医療施設・老人介護施設・リハビリテーションセンター・福祉関連施設などがあり、乳児から高齢者まで多くの人を幅広くサポートしています。
■仕事内容を詳しくチェック!!
理学療法には、体操などの運動療法、硬直して動かなくなった筋肉をほぐすためにマッサージや電気などを使った(物理療法)と色々あります。
◎マッサージ
マッサージでは、動かなくなった筋肉をもみほぐす為にかなりの痛みがありますそうなると高齢者の方たちは、痛みに耐えきれず来なくてしまう為患者一人一人の目標に合わせたプログラムを作成し、その日の気分や体調合わせてこれらの療法を用いて、担当医師や看護師と共に連携し基本動作の回復、改善を図ります。
◎加齢に伴う運動機能の低下を抑制する
加齢により身体の運動機能が低下することで、転倒を未然に防ぐための介護予防や福祉機器使用のサポート、乳幼児の発達相談、訪問リハビリなど地域役場の健康保険課とも協力して、高齢者・障がいを持つ人たちのささえになっています。
◎ケガからの身体機能回復やケガの予防
近年ではスポーツトレーナーとして、ケガをした選手のリハビリ改善・向上させていくためのトレーニング指導、ケガ予防のためのトレーニング法肉体改造など、様々なスポーツの分野へも活躍の場が広がっています。
◎普段の生活に即した指導
自宅においての自主トレーニングのアドバイスを行います。運動療法を用いて、より足腰に負担の少ない動き方の指導を行い正しい姿勢での歩き方を優しく手を取り支えながら指導してくれます。
■まとめ
理学療法士の仕事内容は、その治療対象者がリハビリにつきものの、辛い・痛い・面倒くさがり、に陥ってしまいがちなため、リハビリ自体をなまけてしまうことも多いことから、なかなか根気のいる対応が必要となってきます。
リハビリを受けている方のご家族とも相談し、根気強く治療に当たることが仕事のポイントといえるでしょう。