気になる理学療法士のボーナス

人の懐事情というのが何故か気になってしまうのは私だけでしょうか?それが、同業者のボーナスとなると、めちゃくちゃ気になっちゃいますよね。
少子高齢化が進む中、ニーズの高まっている理学療法士は、今では社会的にも必要不可欠な職業でしょう。そのような理学療法士のボーナスについて今回は深堀してみましょう。

■理学療法士とは?

現在活躍されている理学療法士の働く場所や人数は、2018年3月のデータになりますが、医療現場や老人福祉施設、教育・研究施設、行政関係と活躍する場は施設数17,818件、人数は115,825人いることが日本理学療法士協会によってわかりました。平均年齢は33歳ですが、一番多い年代は26~30歳の方々です。

理学療法士の仕事内容は、身体が動かなくなった方のサポートなどを行って、元に戻るというところまではいかなくても、少しでも改善をするという効果を出すことがのぞまれます。

身体を動かすことを諦めていた患者にとって、理学療法士は希望を与える仕事であり、且つ、誰かの役に立てる使命感を持てる仕事なのです。

■気になるボーナスは?

平成2017年度のボーナスですが、平均をとりますと男性、32.7歳、勤続年数5.6年、労働時間165時間、超過勤務6時間の方のボーナスは64万8,200円で、女性は32.7歳、勤続年数5.8年、労働時間163時間、超過勤務5時間の方で63万700円となっています。

全体の平均で言うと、63万9,900円となり、2010年の60万3500円に比べると、約3万6000UPしているところは、理学療法士のニーズが高まっていることと、基本給自体が上がっていることの現れでしょう。

理学療法士という職業はまだ歴史が浅いので、職場でも一番上の年齢でも40代であることがほとんどだと思われます。

そのような若い職場のため、30代になると役職につくことが考えられますので、役職手当もプラスされて給与自体が増える傾向になるのです。

■平均ボーナスから考えること

上記の平均ボーナスを見て「自分のボーナス少なすぎない?」「今の職場で大丈夫か?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

そこで考えてほしいのが、今の職場にいてボーナス以外でこれといった待遇なり、働きやすい環境であるのか? ということです。もし、待遇面でも環境でも不満を感じるなら、転職を考えることも大事です。

また、ボーナス無しの職場もあるので、年収で考えてみてもいいかもしれないですね。

■まとめ

今回は、理学療法士の気になるボーナス事情についてお届けしましたが、自分のボーナスと比較してみて気になる方は、転職サイトを利用して、ご自身の活躍できる場を探してみることも良いと思います。