介護職員初任者研修のメリットとデメリット

勉強する介護士

介護職員初任者研修(以後、初任者研修と呼称)は介護職において、基本的な技術や知識を持っているという事をしめす資格です。

初任者研修を修了した者の主な仕事は「身体介助」・「生活援助」の2つです。「入浴介助」のように利用者の身体に直接触れる事の出来る介護が行えます。
今回は、初任者研修を取得することのメリットをメインにデメリットについても触れてみたいと思います。

介護職員初任者研修のメリット

よく聞くことは、初任者研修は実際にはあまり役立たないなどと言った事ですが、勿論その様な事はございません。
介護職を目指す方にとっては最初の取得しやすい資格であり、今後のキャリアアップの第一歩と言えるものです。

介護職に就く際に、何の資格もなく介護職の世界に入るよりもこの資格を持っているほうが就職には有利に働くと言えますし、「実務者研修」や「介護福祉士」といった資格に挑むよりはるかにそのハードルは下がり取り組みやすいものと言えます。

初任者研修を取ると得られるメリットの実例と致しましては、先にも述べましたが、介護職への就職や転職において有利に働く事が挙げられます。
就職の際の応募要項として、「介護職員初任者研修修了以上」といった要件がある事もあります。

また、この資格は履歴書に記載する事が出来る資格でありますので、転職の際にも一定の評価が得られやすくなります。
まったくの未経験者よりも即戦力とみなされ採用される確率は無資格者よりも高くなる傾向にあるようです。

最も大きなメリットはやはり給与面での差です。厚生労働省出典の(令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果)によりますと、資格保有者の平均月収は301,210円・無資格者では275,920円であり、年収差としては約300,000円の差があるようです。

その他にも、介護職従事者の人材不足は続いており、今後も介護士の需要は高いものと言えます。将来この業界への転職などを検討なさっておられる方には取得しておくことで将来的に役立つ資格と言えるものではないでしょうか。

資格取得の方法

「介護職員初任者研修」の資格の取得方法には受験資格などは設けられておらず、施設や在宅を問わず介護の業務に従事する事を目指している方であれば、どなたでも取得を目指すことが可能です。

資格取得には130時間のカリキュラムとその後の取得試験を受け合格する事で、取得が可能です。カリキュラムの一部をオンラインで受講できるスクールもあります。
学習期間はスクールによって多少の誤差はありますが、平均約3か月程度で取得可能です。資格試験も合格率の高いものです。

介護職員初任者研修のデメリット

デメリットと致しましては 概して大きなものは無いと言っても、ほぼ間違いではないと思いますが、強いてあげるとすれば、やはり金銭的な問題は無いとは言い切れません。
また、カリキュラムをこなすには時間も当然かかってまいります。

費用としましては、幅が大きいのですが約2万円から13万円の間と考えれば問題ありません。一般的な相場としては5万円から8万円ですが、割引キャンペーンやハローワークなどを利用する事により受講費用が無料となるケースもあるようです。

まとめ

介護の職場で働くうえで介護職員初任者研修の資格を取ることは、特に介護の世界に初めて関わる方にとっては有意義なものであると言えます。
取得の方法も工夫する事により、それ程大きな負担や重荷になる事も少ないと思います。

就職活動にも有資格者は有利に働くことも多いようですし、就職後のキャリアアップも念頭におけば取得しておいて不利な事はほぼないと言える資格ではないでしょうか。介護職は今後ますます需要の多い職種ですので是非、ご検討ください。