介護福祉士、実務者研修の取得でサービス提供責任者になるのに有利になる!

サービス提供責任者になるには、介護福祉士か実務者研修の取得をするのがよいでしょう。

今回は、介護福祉士、実務者研修の取得でサービス提供責任者になるのに有利になる理由をご紹介します。

目次

1.サービス提供責任者とは

2.介護福祉士実務者研修の取得はサービス提供責任者になるのに有利

3.実務者研修を取得すると活躍できる場所とは

4.まとめ

1.サービス提供責任者とは

サービス提供責任者は訪問介護事業所の中核メンバーとして活躍し、ニーズが高い職種です。「サ責」と呼ばれ訪問介護事業所のヘルパー業務における、リーダー的存在です。常勤で1名以上のサービス提供責任者の配置基準が定められ、直近3ヶ月での利用者数が40人以上増えるごとに1名以上の配置が義務付けられています。

2.介護福祉士実務者研修の取得はサービス提供責任者になるのに有利

訪問介護事業所で「サービス提供責任者」になるためには、実務者研修か介護福祉士のどちらかの資格を持っていることがよいでしょう。実際には、ヘルパー2級の資格でもサービス提供責任者になることは可能です。しかし、平成25年4月より「ホームヘルパー2級を修了し3年以上の実務経験を得ることでサービス提供責任者と認められた者」は、訪問介護事業所に配置しても介護事務所の売上から10%も減額されてしまうことになりました。そのため、訪問介護事業の経営的な視点でも、実務研修の修了者が求められています。

3.実務者研修を取得すると活躍できる場所とは

訪問介護事業所では、サービス提供責任者として活躍できるでしょう。資格を取得することで周りからの信頼度は上がり、責任を持った仕事ができることでしょう。もちろん、デイサービスや老人ホームなどでも、リーダー格として勤務することを望まれます。現場での経験を3年経れば、国家資格である介護福祉士の受験資格を得ることができ、さらなるキャリアアップも期待されます。認知症やたん吸引・経管栄養の知識もしっかりと得られるので、認知症グループホームや要介護度の高い利用者が多い介護施設では貴重な存在として受け入れられるでしょう。

4.まとめ

今回は、介護福祉士、実務者研修の取得でサービス提供責任者になるのに有利になる理由をご紹介しました。資格の取得でサービス提供責任者として有利になれるだけでなく、給与がアップすることや就職や転職でも有利になることでしょう。是非、資格を取得することにより有利に働くことができると良いですね。