いずれ介護主任になりたい!介護主任になったら仕事内容は変わる?そんな皆さんが気になっていることを、わかりやすく紹介します。
介護主任ならではの、悩みと対処法なども紹介していますので、是非最後までご覧くださいね!
介護主任の仕事とは
働きの概要を言うなら、介護職員のリーダーであり、まとめ役と言えます。以下にその業務内容を挙げてみましょう。
1.家族との連絡調整
2.介護時の事故・連絡・事故対策
3.フロアのマネジメント
4.利用者の一人ひとりに合わせた介護が行える様に現場調整
5.勤務表管理
6.新規利用者との面談
7.介護実習生の受け入れ
8.記録物の管理
9.ボランティアの受け入れ
10.職員への伝達事項の周知
11.施設内会議、委員会への参加
介護主任の悩みと解決法
介護主任が抱える悩みとその対処法についてご紹介します。
1.会議が雑談の場になって、何も決まらないことが多い。
会議という場が、職員の不満を発言することやその思いを共有するところになるケースが多いと思います。良い会議の条件があり、それは「短時間」「納得感」「会議の結果が、具体的な次の行動につながる」などです。
対処としては、以下に気を付け会議を行うことになります。
(1)話し合う内容(議題)をレジメ(文章を要約したもの)にまとめておくこと。
(2)ホワイトボードなどで、議論の流れを可視化すること。
(3)テーブルを囲んでイスに座って会議を行うこと。
2.他の職員に注意しづらい。
注意して辞められてしまうと困るという理由で、職員への注意や指導をためらうことがあります。
対処法として職員が辞めてしまうのはある意味仕方がないと割り切り「退職しても介護主任がその後に注意や指導で後悔しないこと」が大切です。
それには注意の仕方も必要です。例えば、ここはダメと伝えるより【いいですね。でもここをこの様にしたらもっと良いかもしれませんね。】という様に、肯定的な表現から入ることが有効でしょう。
3.業務時間に仕事が終わらずに残業が多い。
介護リーダーの業務が多く時間内に、仕事を終えられないという悩みがあります。
対処法は、リーダーにしか分からない物の配置や業務の流れなどを無くして、リーダーが急用で休まなくてはならないときでも、介護現場が通常通りに動く体制にすることが大切です。
更に、スケジュール管理が大切です。リーダーの業務を1日のスケジュールの中に組み入れていきましょう。ある時間帯は業務シフトを作成するという具合に、別部屋に行ってでもリーダーの働きを全うするように心がけましょう。
4.利用者の方や親族からの苦情がストレスになる。
介護保険法が始まり利用者方の「権利意識」が強くなっています。過度な要求やクレームが多くなっていないでしょうか。
対処法は、苦情記録簿などにその詳細を書いて、上司の方に相談してみましょう。「顧客の教育」という見方も必要でしょう。
施設として対応できることと対応できないこと、明瞭にして施設方針として利用者及び家族に伝えることが大切です。
5.上司と現場職員の板挟みになる。
介護主任は利用者及び家族、または、施設職員・外部のケアマネジャー、取引先などの方々の間に置かれるポジションです。立場の違う方々の言うことを調整するスキルも求められます。
対処法は、主任は上司(会社)の方針を他の職員に理解させるスキルも必要です。また、上司の方にどの様に動いて頂くかという発想も求められます。
つまり、主任は【現場をデザイン】することができるポジションです。
6.勉強会やセミナーに出席する。
必要なスキルを学ぶだけでなく、主任という同じ立場だからこそ分かり合えるということがあります。その場で気持ちを分かち合える仲間を見つけることも非常に重要です。
まとめ
介護の働きにおいて、介護主任の仕事の内容、またその働きに伴う悩みについて、またその対処法などをご紹介しました。
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