介護福祉士の試験勉強に過去問はどれくらい役立つの?

介護福祉士を目指して、皆さん様々な方法で勉強をしていると思います。参考書や問題集を使う、あるいは学校や通信講座で勉強をするなど、合格に向けて知識を蓄えていることでしょう。
その中でも、「過去問」を使って勉強をしている方もいらっしゃると思うのですが、過去問がどれくらい役立つのかを見ていきましょう。

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過去問はどの程度意味がある?

介護福祉士国家試験に関して過去問が合格率に影響するかどうかというのは、実は意見が分かれる所です。なぜなら、介護福祉士試験では、同じ問題はほとんどといっていいほど出ません。
また、過去問3年分を全て解けるようになっても、本番では似た問題が1~2問出る程度です。そのようなことから、過去問については、
〇苦手な分野を知るために使う(わからない、勘で解いたなどの分野はどこか?など)
〇覚えておいた方が良さそうな法律、ルールはどれかなどの目安にする
〇時間を計って、時間配分の感覚をつかむ
〇問題傾向や点数配分の傾向を知ることに使う

という、使い方をする方が良いでしょう。過去問をメインに勉強するのは思ったより点数を伸ばせないので、過去問ばかりに時間を割くのは得策ではありません。

過去問の上手な使い方

過去問は、勉強内容の理解度や定着度を確認するためと、自分の苦手を発見するために利用します。 過去問を解く⇒基本テキストで調べる⇒過去問を解く⇒基本テキストで調べる・・・ このように、過去問を解いて「点数が良かった」「悪かった」ではなく、できない所は必ずテキストで復習して、さらに理解度を必ずチェックしていくことが大切です。

過去問の無料アプリ・サイトまとめ

無料でiPhoneやAndroidを利用しての過去問に取り組めるサイトをまとめてみました。隙間時間の受験対策や、苦手分野の洗い出しに上手に活用してください。

〇介護福祉士暗記カード+過去問 解説付 iPhoneやAndroid対応アプリ
第31回から第24回までを解説つきで収録されており、開催別、分野別、苦手な問題などから独自の問題セットを作成することができます。
重要な項目を徹底的に勉強でき、復習用にカラー付箋を使用して、間違い回数が多い問題だけを解けるので効率的な学習が可能です。

〇介護福祉士国試1000問 iPhoneやAndroid対応アプリ
過去の国家試験で出題された1000問を収録したアプリです。追加の有料問題や会員登録などもなく、全て無料です。
基本はランダムにて20問出題されますが、カテゴリごとにトライすることも可能です。

〇公益財団法人社会福祉振興・試験センター 直近3回分の過去問題
過去がの試験問題がPDF形式で掲載されています。印刷して勉強ができ、直接メモをする、付箋を貼りたい方にお勧めです。
正答一覧に関してはPDFでダウンロードできるようになっていますが、解説はついていません。

〇介護福祉士国家試験過去問題集
第22回~第27回までの試験問題と解説が両方載っていて、1問ごとに解答・解説ページに進めます。不正解の選択肢はどこが間違っているのかを確認でき、法改正があった部分について適宜言及されています。

まとめ

介護福祉士の試験は、同じ問題が出題されるケースはあまりありませんが、出題されるパターンはある程度決まっています。
そのため、過去問でしっかり勉強をすることで、その対策に講じることはできます。過去問を繰り返し解き、間違えた所はテキストで確認しながら理解していきましょう。

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