【介護福祉士】仕事はどのような種類がある?

介護の仕事って具体的にどんなことをするの?と疑問をお持ちのあなたに、様々な種類の介護福祉士の仕事についてご紹介!
介護現場で介護福祉士の仕事にはどんな種類の業務があるのか、その詳しい業務内容をわかりやすく解説いたします。

介護福祉士とは?

この制度は1987年制定された「社会福祉及び介護福祉士法」で定められた国家資格のことです。介護福祉士は、その専門の知識や技術を用いてサービス利用者の身体上や精神上の援助を行い、現場の介護職員に対する指導や教育についての責任を担っています。

高度な専門知識においては、いろいろなケースに対処でき、技術を学んでいることで、働き場でもリーダーとしての務めが求められます。
そして雇う事業所側の期待度も高く、就職や転職に有利に用いられる資格であると言えます。

介護福祉士の努力義務について|介護福祉士届出制度

介護福祉士資格の取得者の努力義務について説明しますと、現在介護及び福祉の働きとは無縁の立場の場合でも、届出を要請しており、2017年4月に制度として創設されました。
つまり、 介護福祉士の資格を持っている人は、介護の仕事を辞める時や今現在していない場合に、なるべく福祉センターに届出をしてくださいねということです。
これに伴い都道府県の福祉センターに届出をすることになりました。

さらに社会福祉事業等事業者や介護福祉士養成の学校や、養成所を運営した者についても、現場から離れる退職者や資格を取得していて福祉の仕事についていない学生に対しては、届出することが努力義務となりました。

介護福祉士の届出をしておくことで、再び介護の仕事をしたいと思った時に、福祉センターから就職場所の紹介など就労支援を受けることができます。

次は、介護福祉士について具体的な内容について説明したいと思います。

具体的な働きと種類は?

介護福祉士の働きは、施設サービス利用者に対し「生活援助」「身体介助」「レクリエーション」や、サービス利用者の家族に対する「相談・助言」更に介護職員に対する「マネジメント」などになります。

介護福祉士の現場は、介護療養型施設、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、デイケアなど様々です。 ここで介護福祉士の仕事を種類にわけて、詳しく仕事内容について説明しましょう。

身体介助の実施

サービス利用者の身体能力や疾病の状態に合わせて、食事介助・排泄介助・入浴介助などの援助を行います。

生活援助の手伝い

サービス利用者の洗濯や清掃、部屋の整理・食事の準備や買い物など身の回りの世話をします。

レクリエーションの実施

簡単な歌や工作・体操などによってサービス利用者の身体的機能の維持または回復を目指してケアを行います。

相談や助言

介護に関わる不安を感じている家族の相談に乗ることや、福祉用具の選定・使用、自宅介護での要注意点などについてアドバイスをしています。

マネジメントとしての管理

職場のリーダーとして、他の介護職員の指導や教育にあたり管理を行い質の向上に努力します。 資格は「介護福祉士」の国家試験に合格して介護福祉士の資格を取らなければなりません。
現在介護福祉士の資格を取る道は「福祉系高等学校ルート」「養成施設ルート」「実務経験ルート」外国人に向けた「経済連携協定(EPA)ルート」などがあります。

まとめ

介護福祉士の仕事の種類について解説いたしました。これから介護の仕事を始めたい、初任者研修や実務者研修などの介護の資格取得を目指している方は、国家資格であり、職場でのキャリアアップを目指せる介護福祉士の資格を目指されてはいかがでしょうか。

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