介護福祉士実務者研修の内容について

介護系の資格の1つである介護福祉士実務者研修は、初心者向けの介護職員初任者研修のワンランク上に位置付けられた資格であり、介護福祉士を目指す上での通過点と言える課程です。
その研修内容はどのようなものなのか、資格の概要を含めて見ていきたいと思います。

介護福祉士実務者研修とは

介護福祉士実務者研修は、基本的な介護能力の取得を目的とする介護職員初任者研修の次なる段階に相当する資格です。
介護についての基本的部分のみならず、より広範なケースに対応できる実践的なスキルの獲得を目的とした資格と言えるでしょう。
また、国家資格である介護福祉士の受験資格を得るための条件ともなっています。 この資格を修了することで、介護現場で携われる業務の幅が広がります。具体的には次の2点が挙げられます。

訪問介護においてサービス提供責任者に就くことが可能

サービス提供責任者とは、訪問介護事業所において、ケアマネージャーとヘルパーの連絡・調整に当たるコーディネーターの役割を果たす職務に相当します。
実際の業務としては、ケアマネージャーによって作成された介護プランに基づく具体的な介護サービスについての計画立案や、部下となるヘルパーへの指示や指導などです。
担当する利用者様への介護内容について、一般のヘルパー以上により主体的に関わることができる立場と言えるでしょう。

たんの吸引や経管栄養について実施が可能

介護を必要とされる方の中には、自らの力でたんの除去ができない方や、食べ物を口から摂取できない方もおられます。
そのような利用者様は、たんの吸引および、食事の代替として消化管内に挿入されたチューブから栄養剤を注入する経管栄養の措置を日常的に必要とされています。
これらは医療行為に相当するため、実施するにはその知識と技術を身に付けている証となる資格を要します。
介護福祉士実務者研修を修了していれば、医師や看護師との連携を確保するなど一定の条件の下に、たん吸引と経管栄養のケアを行うことが可能です。

カリキュラムの内容

介護福祉士実務者研修の受講条件は特になく、介護業務について無資格・未経験の方でも受けることができます。
まず介護系資格講習スクールへ申し込み、規定のカリキュラム履修を経て、修了判定試験に合格する、という流れで資格取得に至ります。
研修を通して学ぶカリキュラムは、人間と社会の関わり・介護・心と体の仕組み・医療ケアの4つの分野に大別されます。

受講する科目は通常20科目であり、受講時間は合計450時間です。 介護職員初任者研修や、改定前の介護福祉制度に基づく旧資格を有している場合には、受講科目が一部免除されます。
受講時間が長く、取得までには長い日数を要するでしょう。しかし、科目によっては通信講座で受講できるなど、現職の介護従事者が働きながら学べる環境を整えているスクールも多くあるため、受講者のやる気次第で無理なく資格取得に至れるものと思われます。

まとめ

介護福祉士実務者研修について、以上の内容を要点にまとめると、以下の通りとなります。
◆初歩的な介護資格である介護職員初任者研修の上位資格に当たり、取得により在宅介護のサービス提供責任者に就くことができ、たんの吸引や経管栄養を行えるようになる。
介護福祉士受験資格の条件である。
◆受講カリキュラム内容は、人間と社会の関わり・介護・心と体の仕組み・医療ケアの4分野20科目であり、全課程修了までには合計450時間を要する

介護の資格取得を目指されるのであれば、是非実務者研修、介護福祉士の取得をおすすめします。

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