血行促進に重要な栄養素~肌と血流~

血行促進を改善することは、いろいろな疾患を防ぐ重要な役割を伴います。血液の流れを良くすれば、病気はおろか、身体にもいろいろな影響がでてきます。今回は肌に焦点を当て、健康的に保つための栄養素を考察していきたいと思います。

■血行は肌とどんな関係が?

肩こりや冷え性、むくみなど血行が悪化すると身体のいろいろなところに、悪影響がでてきます。その身体の中で分かりやすく症状がでるのが肌です。その肌に影響を与えるものの1つが血液です。血液は身体全体に栄養素や酸素を運ぶ役割をします。

悪影響がでれば、身体の隅々に栄養素がいかなくなり血行が悪化します。栄養素や酸素が、いきわたらなくなると、細胞の動きが鈍り、肌に影響がでてきます。

肌に栄養素がいきわたらず栄養不足の状態なので、新陳代謝が低下し、スキンケアをおこなうにしても、肌に浸透せずトラブルが起きる原因になります。改善のために先行してやることは、肌の血行を促すことです。

■肌の血行促進に重要な栄養素

◎ビタミン類
血液をサラサラに保ち美容に良い成分のビタミンCや、血液が凝固するのを防ぐビタミンEなど、同時に採取すると、血行促進に役立ちます。

【ビタミンC】
オレンジ、リンゴ、アセロラ、キャベツ、ブロッコリーに多く含まれます。

【ビタミンE】
アーモンドや落花生などに多く含まれます。

◎DHA
サバ、イワシ、アジ、の青魚に多く含まれるDHA。血をかたまりにくくさせる働きがあります。血流改善で悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす役割の栄養素の1つになります。青魚には他にも、血流改善に効果的なEPAという栄養素が含まれています。
EPAには血液の状態を健康に保つことで、血栓ができにくくする働きがあります。心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化を予防する働きがあります。

◎ポリフェノール
肌を若々しく血行を促すポリフェノールは、ブドウに多く含まれます。色の濃いものに多く含まれおり、他にもブルーベリー、黒ゴマ、赤ワイン、コーヒー、チョコレートに含まれています。分量に気を付けて取ってほしいのが、糖分の多いチョコレートになります。

■まとめ

いかがでしたか?しっかり栄養素を取り入れ、肌をケアすれば様々な疾患に打ち勝つ、身体作りができると思います。バランス良くなるよう食生活を見直し、健康を保てるよう身体の内側から考察していきましょう。

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