介護の現場に「もっと楽しい事があればいいなぁ。」介護を受けている方はもちろん、ご家族の方、介護の現場で働いている方、誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか? そんな、”現場の声”から誕生した新しい資格、それが『レクリエーション介護士』という資格です!
■介護を受ける方を楽しませるスペシャリスト
”くるしい・つらい・楽しくない”、そんなイメージを持たれることも多い介護の現場。
その介護の現場に”楽しみ(娯楽)”を取り入れようという趣旨で2014年に作られた新しい資格が『レクリエーション介護士』ですが、具体的にはどのような内容のお仕事なのでしょうか?
■これから高まる!レクリエーション介護士の需要
現在、すでにレクリエーション介護士の資格を取得している方で、介護施設での募集が案外少ないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
”介護の現場にも楽しみ(娯楽)を!”という、現場の声から生まれたレクリエーション介護士ですが、資格制度が整えられてからまだ年月が浅いのと、介護の現場が慢性的に働き手が不足していて、楽しみ(娯楽)を提供する段階まで達していない介護施設が多いことが、レクリエーション介護士の募集があまり多くないことの原因ではないかと考えられます。
ですが、介護施設の利用者やその家族が、”どこどこの施設にはレクリエーションのプロが居る!”、”あそこの施設を見学したときは、みんな楽しそうにレクをしていた”と、知ってもらえれば、口コミでレクリエーション介護士の需要は高まって行くはずです。
そういった利用者側の要望・希望を受けて、先進的な取り組みとして、レクのスペシャリストであるレクリエーション介護士を現場に配置して、他の施設との差別化を図りたい施設から、レクリエーション介護士の募集が増えることも十分考えられます。
■早めの取得を心掛けたい!レクリエーション介護士2級
レクリエーション介護士の資格には1級と2級があり、レクリエーション介護士1級試験の受けるには、レクリエーション介護士2級の資格を持っていることが必須要件です。
しかし、2018年現在、”レクリエーション介護士2級”には、受験資格の規定がありません。つまり、今が取得するべき時なのです。レクリエーション介護士の求人が多くなる前に、まずは早めの2級の取得をお勧めします。
■まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回はレクリエーション介護士の需要の現状とこれからの展望についてお話してきましたが、興味が湧いてきましたでしょうか?まずは、2級の資格勉強から始めてみませんか?