高齢者介護に喜びや生きがいを与え機能回復を重要視したレクリエーション介護士は、介護に対する基礎知識を学び高齢者に楽しみながら日々を過ごしてもらえるような介護サービスを目指しています。最短2日で取得できる資格について紹介しましょう。
レクリエーション介護士とは
2014年より一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会によって高齢者に合わせてレクリエーション知識や、コミュニケーション能力のスキル提供を身につけるために新設された資格です。
レクリエーション介護士1級の資格を受講するためには、先に2級の資格を取得する必要があり、高齢者に喜びや生きがいを与え笑顔にできる支援サービスを学んでいます。
レクリエーション介護士資格と試験概要
レクリエーション介護士は2級資格と1級資格があります。
○レクリエーション介護士2級
レクリエーション介護士2級は誰でも受講することができ通信講座と通学講座からどちらかを選び学習します。
通信講座はテキストやビデオで学習して在宅筆記試験を受けて取得できます。通学講座は専門学校等に通い12時間の2日程度で修了して受験資格を取得できます。
○レクリエーション2級の概要
レクリエーション介護士2級資格は年齢や経験に関係なく誰でも受験することが可能です。
○レクリエーション介護士1級
レクリエーション介護士2級資格を取得している必要があります。また、心身ともに健康であることが条件と受講後の改案課題や指定会場での筆記試験に合格して資格取得できます。
○レクリエーション1級の概要
レクリエーション介護士1級の資格を取得すると高度なレクリエーションプログラムを作成することができ、職場の方針や理念に合ったリーダーとなる人材を育成できます。
レクリエーション介護士資格の2級を取得するためには
レクリエーション介護士資格取得するには通学と在宅(通信)による講座受講が必要です。
○通学による資格取得
大学や専門学校などの認定講座を標準勉強時間は6時間の2日間12時間を、2日程度通学して2級の資格が取得できます。目安ですので資格取得までの期間は個人差があります。
○在宅による資格取得
テキストやビデオを使って自宅学習を3カ月ほど行い自分のペースでゆっくりと勉強ができるため、仕事と両立させたい方に向いています。
【取得方法】
通信か通学講座の受講と認定試験(実技・筆記試験)に合格したら資格取得ができます。以下の費用などは目安です。
【通信講座】
学習期間:約3カ月
試験方法:筆記試験(選択式50問)+改案課題
費用:35,000円(税込/一括払いの場合)
【通学講座】
学習期間:2日間/12時間(6時間/日)
試験方法:筆記試験(選択式50問)+改案課題、60点以上で合格+企画書提出
費用:35,000円~39,800円(税込/講座により異なる)
レクリエーションの必要性とやりがい
レクリエーションに関する介護を学びたいと悩む介護現場はレクリエーション資格が必要と考えています。
長い間介護を受けていると筋肉や脳などは徐々に衰えていくために、レクリエーションを取り入れれば生活に必要な機能が低下することを防ぎ楽しみながら、運動や認知症の予防とコミュニケーションを促す手段になります。
会話をたくさんすることで明るくなりストレス発散にもつながり、うつ病など精神的な病気対策として必要になってきます。
レクリエーションは楽しく過ごして満足感や意欲を高める役割を果たし様々な良い効果をもたらします。高齢者一人ひとりに歩み寄りその人に合った方法でレクリエーションを行う必要があり、介護が必要な方の生活に笑顔が増え、楽しむ姿を見た時に大きなやりがいを感じます。
まとめ
レクリエーション介護士資格取得は高齢者に喜びと生きがいや意欲を与え、機能的回復につながる介護の基礎知識を学び、楽しみながら日々を過ごしてもらえるような介護サービスの提供を目指すための資格です。可能ならば1級取得を目指してください。
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