床ずれが出来る箇所は、障がいや疾患によって様々ですが主に腰回りに多く、圧迫などもその部位に力が加わりやすく多く発症が見られます。
しかし、寝ていた場合や何かしらの衝撃で傷が出来た場合、腰回り以外にも簡単に床ずれは発生します。今回は、足にできた床ずれがどのようにできて、処置をどうすればいいかを調べていきたいと思います。
はじめに床ずれとは?
床ずれの症状は圧迫による発生がかなりの率になります。長時間体を動かさなければその部位に圧が加わり、血流が悪くなりこの状態を永続的に行うことで傷となり床ずれとなります。
主に骨が突起している箇所は、皮膚が薄く床ずれが発症しやすいため注意が必要になります。
足の床ずれ場所
足に発生してしまう場合、様々な状況が関わってきます。例えば、うつ伏せの場合には膝に症状が見られ、仰向けなら踵、横向きなら踝などが床ずれになりやすい傾向にあります。
車椅子ならフットレスなどにお風呂上りなどに足を置きっぱなしにすると、床ずれになる可能性があります。
症状の緩和とは?
動かさないことが1番悪いので、定期的に体位変換することが重要です。車椅子に移乗している場合、プッシュアップはもちろんのこと自身か介護者が手で足を持ち上げたり、定期的に動かすことが望ましいです。
介護が必要な方は介護者が率先して、体位変換などを行うことが重要です。障がいのある方やお年寄りなどの自由に動かせない方などは、膝の間にクッションを挟んで上げたりすることも必要になります。
発症した足の床ずれは?
処置に関しては他の部位と変わりません。傷の深達度がどのくらいかで、方法がかわっていきます。発赤(赤み)程度なら、傷になっていないのでその箇所にあたらないように薄くガーゼなどを充てて置くことが必要です。
ジュクジュクして傷になっている場合は、ドレッシング材を使用する方法が早期に回復する見込みがでてきます。
使用する場合、傷の度合いにより外用薬入りのドレッシング材などを使い分ける事が望ましいです。それ以上の悪化になる場合は、担当医師や看護師などに早めに相談することが望ましいです。
まとめ
床ずれを簡単に考えてしまってはいけません。傷が酷くなり壊死や感染症になってしまった場合、死に至る可能性のある病気なのです。
日頃からバランスよい食事や体位変換、プッシュアップなど、できることを生活に取り組むことから心掛け、床ずれが出来にくい体作りをしていきましょう。
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