理学療法士が実践から学ぶ運動学実習

「運動学」は理学療法士や作業療法士を目指す為に必要な専門基礎分野なので、十分な理解が必要になってきます。
今回は、理学療法士が運動学実習について実践から学ぶ事について紹介しましょう。

運動学とは何でしょう

物体の運動のみを記述する方法を論ずる事にことにより、学問の分野として「運動学」を学びます。関節ごとに構造を理解していく上で、筋や靱帯の動きや関節包や関節構造が関節運動をどのように制御しているかを学んでいきます。

運動学的知見を、研究結果に裏付けられる事で実践によって学んでいく事になるのです。
また、「解剖学」は理学療法士や作業療法士だけでなく、すべての医療職にとって必要な基礎科目になっています。
身体の動きを理解する「運動学」はそれを参考にして、専門性を高める事で必要不可欠な授業なのです。

各関節の制御機構や関節にかかるストレスの関係性や、関節の動的制御を担う筋の役割について学ぶには、歩行分析や姿勢分析など多くの研究成果から導き出される為に、実習におけるたくさんのデータを記録する事で「運動学」における、患者に対しての評価や治療につながっていくものです。

「運動学」のなかでも各関節の知識は重要な項目なので、セラピストにとっては欠かせないのです。各関節の構造を知る事で、受動的制御を学んだり能動的制御を学んだりします。

関節の「運動学」と機能障がいに関する豊富な知識によって、理学療法や作業療法の基盤を築いていく事になるのです。

実習から学ぶ事

運動学実習では、「動作分析」や「呼吸の状態」と「代謝の様子」を実践していき、記録して評価を行い治療法について考えていきます。「バランス」や「歩行」と「ダンベルを使った動き」などのデータを取っていきます。

「姿勢制御のグループ」による実験では、三角形の機器を使用して前後左右による体重の移動で、どの様に変化するのかを調べて行きます。
細い板の上に乗る事で、バランスを取る測定を行います。目を開けた状態や目を閉じた状態での測定を、乗る板の幅を変化させる事など、いろいろな状況での情報を記録していきます。

「歩行分析のグループ」では専用のマーカーを人体に装着することで、三次元動作解析装置がパソコンにより解析を行う事で、データを取得していきます。
歩行時の身体の動きが、動作解析をしていきます。歩行条件を間接の角度を変えたり、歩行スピードを変えたりして計測していきます。

「筋電図のグループ」は、体の正確な位置に機器を取り付けて行く事で、正確なデータを取得します。ここでは「運動学」だけではなく、「解剖学」による知識も必要となります。
筋肉の名称による役割や特定する位置関係を把握する事です。

実験にはダンベルを使用します。ダンベルを持った状態で角度を変えて行き、筋肉の状態を測定して行くのです。

まとめ

「運動学」の実践には、基礎学習である「解剖学」や「生理学」が知識として関わってきますので、実践学習には必要不可欠な学問なのです。
「運動学」の記録を取る事で、患者の理療につながって行く重要な学習となっています。基礎となる学問を学ぶ事で、専門的な知識を蓄積できるのです。