介護職が好きで働いている。しかし、お金も欲しいのも事実だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。
資格を取得することで自分の気になる分野や得意な分野で活躍ができるようになります。
また、就職や転職の際にも役立つことでしょう。
今回は、介護職で給与アップするために資格取得についてご紹介します。
目次
1.介護福祉士の資格取得で給与アップに繋げよう
2.介護資格一覧と資格手当の金額の相場
3.令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
4.まとめ
1.介護福祉士の資格取得で給与アップに繋げよう
介護業界は人材不足が課題とされていて、無資格・未経験でも働ける業界ではあります。しかし、実務経験や資格があると有利になるのです。中でも国家資格である介護福祉士を取得していれば、即戦力になると判断され、給与アップに大きく響くことでしょう。
介護の資格を持っていることで介護の技術や知識を持っていることを証明できることになります。これは一生の財産になることでしょう。そのため、給与アップには資格取得が大事なのです。
また、転職や就職の際には資格手当が出る介護職を探すのがよいでしょう。求人情報を探す際に「資格手当あり」という求人を探しましょう。介護求人を選ぶときは資格手当や資格の取得を支援してくれる施設がおすすめです。
2.代表的な介護資格とは
・介護職員初任者研修
介護の一番基本となる介護職員初任者研修です。
・介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位になります。
・介護福祉士、社会福祉士
介護福祉士、社会福祉士になるにつれて資格取得の難易度も高くなり、専門的な仕事量も増えることになります。また、介護福祉士は国家資格です。その分、資格手当も介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修と比較しても多い場合があります。
・ケアマネージャー
ケアマネージャーは他の仕事と兼任することが多いです。ケアマネージャーとしての仕事をしていない場合は資格手当が付かないこともあるでしょう。しかし、取得難易度が高い為、資格手当が出る場合には、多い場合があります。
3.令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
厚生労働省が発表している「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、
・保有資格がないと平均給与額は月額あたり275,920円
・介護職員初任者研修で平均給与額は月額あたり301,210円
・実務者研修で平均給与額は月額あたり303,230円
・介護福祉士で平均給与額は月額あたり329,250円
になります。
4.まとめ
今回は、介護職で給与アップするために資格取得についてご紹介しました。
資格が腐ることはありません。給与アップするためや将来に備えて資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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