介護福祉士を目指しているがお金がネックになっている学生も多いのではないでしょうか。そういった方のために厚生労働省が介護福祉士修学資金等貸付制度を用意していることを知っているでしょうか。
今回は、学費として毎月5万円が支援される介護福祉士修学資金等貸付制度についてご紹介します。
目次
1.介護福祉士修学資金等貸付制度とは
2.介護福祉士修学資金貸付事業の詳細とは
3.その他貸付制度
4.まとめ
1.介護福祉士修学資金等貸付制度とは
介護福祉士又は社会福祉士の資格取得を目指し、厚生労働大臣の指定する養成施設又は実務者研修養成施設に在学する方を対象に、修学資金を貸与(無利子)しています。なお、卒業後、介護福祉士又は社会福祉士として介護業務や相談業務等に一定年数従事した場合、返済が免除されます。これは学生にとっては非常にうれしいことでしょう。
2.介護福祉士修学資金貸付事業の詳細とは
対象者は、介護福祉士養成施設に在学(入学を予定)している方になります。
貸付金額は、月額5万円以内、入学準備金20万円以内、就職準備金20万円以内、国家試験受験対策費用4万円以内/年度になります。
貸付期間は、養成施設に在学する期間になります。卒業後に介護福祉士として、介護の業務に5年間勤務することで返済が全額免除されます。
3.その他貸付制度
【福祉系高校修学資金貸付事業】
対象者は、福祉系高校に在学(入学を予定)している方になります。
貸付金額は、修学準備金(入学金を除く)3万円、介護実習費3万円以内/年度、就職準備金20万円以内、国家試験受験対策費用4万円以内/年度になります。
貸付期間は福祉系高校に在学する期間になります。卒業後に介護福祉士として、介護の業務に3年間勤務することで返済が全額免除されます。
【介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業】
対象者は実務者研修施設に在学している方になります。
貸付金額は20万円以内になります。卒業後に介護福祉士として、介護の業務に2年間勤務することで返済が全額免除されます。
【社会福祉士修学資金貸付事業】
対象者は、社会福祉士養成施設に在学(入学を予定)している方になります。
貸付金額は月額5万円以内、入学準備金20万円以内、就職準備金20万円以内になります。
貸付期間は養成施設に在学する期間になります。卒業後に社会福祉士として、相談援助の業務に5年間勤務することで返済が全額免除されます。
4.まとめ
今回は、学費として毎月5万円が支援される介護福祉士修学資金等貸付制度についてご紹介しました。貸付制度に知ることでお金が理由で諦めなくて済む場合がなくなるかもしれません。是非、制度に注目してみてはいかがでしょうか。
コメントを残す