介護福祉士の資格は、介護に関する技能と知識の修得を証明する唯一の国家資格。介護福祉士試験は一年に一度しかないので、入念な準備が必要です。
今回は、2022年度(令和4年度)の介護福祉士試験の日程と申込みについて解説します。
試験日程
令和4年度(2022年度)第35回「介護福祉士試験」受験申込書受付は、2022年8月10日(水)から 9月9日(金)(※消印有効)までの期間となっています。試験は以下の日程で実施されます。
筆記試験:2023年 1月29日(日)午前の部=10:00~11:40、午後の部=13:35~15:35
実技試験:2023年 3月 5日(日)※福祉系高校卒ルート・EPAルートの受験者のみ
合格発表:2023年 3月24日(金)
なお、筆記試験の受験時間に関しては、外国籍の方や、受験するうえで配慮を希望する障がい等のある方に対応した枠も設けられています。
申込みの流れ
初めて受験する場合は、社会福祉振興・試験センターHPにアクセスし、「受験の手引」の請求が必要です。その際、介護福祉士国家試験の概要にて受験資格を確認しましょう。
はがきでの請求方法もありますが、今回はインターネット環境があるものとして解説します。
提出書類
「受験の手引」に同封された書類は、受験申込書・受験用写真等確認票・受験手数料払込受領証貼付用紙です。この3つは、どの受験ルートでも必要な書類となっています。受験ルートは7つに区分されており、その他の提出書類が異なります。
区分ごとの提出書類には、実務経験(見込)証明書・卒業証明書の他、研修や訓練の修了証明書などがあります。受験者は自身がどの区分に該当するのか事前に確認して、それぞれの必要書類を提出しなければなりません。
受験手数料支払い
指定のコンビニで受験手数料18,380円を支払います。A払込受領証への受領日付の印がないものは、無効となるため注意が必要です。原本を受験手数料払込受領証貼付用紙に張り付けて封入し、受験票が届くまでコピーを保管しましょう。
提出(簡易書留で郵送)
「受験の手引」同封の送付用封筒で必要書類を郵送します。その際は記入漏れがないか・必要書類が揃っているか確認が大切です。郵送中の紛失などを避けるため、簡易書留での送付をおすすめします。
インターネット申込み
過去に実施された(第10回から第34回)試験で受験票を得て、証明書提出済みの方はインターネット申込みが可能です。申込みには、過去に受験した時(または直近)の受験票や結果通知に記載のある「受験番号・試験回」の提示が必要です。
また、メールアドレス登録が必須で、顔写真はデータ(JPEG形式)での提出になります。受験手数料支払は、クレジットカード決済が可能です。
まとめ
一年に一度の試験なので、入念な準備が大切です。インターネットでの「受験の手引」請求も、届くまでに数日かかります。技能や知識の修得に費やした時間や労力を無駄にしないためにも、早めに確実に申込みを済ませることをおすすめします。
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