褥瘡への対応で重要となる清拭

褥瘡の発生する原因は、どういったものがあるのでしょうか? 主な発生原因は、圧迫が挙げられます。ですが、圧迫だけが発生の原因とはかぎりません。食事のバランスや、身体が清潔かどうかも褥瘡には関わってきます。今回は身体を清潔に保つための行為となる、清拭を考察していきたいと思います。

■褥瘡対策の第一歩、皮膚を清潔に保つ!

清拭の目的は、皮膚の保護や皮膚機能の低下を補え、清潔な状態の保持となります。とにかく清潔に身体を保つことが、褥瘡対策への第一歩となります。

このため、入院しているのであれば感染症などがないかぎり、基本的には清拭より先に、お風呂やシャワーなどを頻繁に行うことが、血行の改善にもつながるので効果的です。デイサービスや家庭内のお風呂なども頻繁に入ることで、褥瘡改善につながります。

■お風呂が難しいなら清拭を積極的に行う

お風呂の際は、湯船の浸かる温度に注意しなければいけません。熱すぎないようにすることが大事です。石鹸などは脱脂力が弱いものを使用してください。末梢循環の改善につながる、手浴、足浴の部分的なお風呂なども、効果的です。

また、全身が浸かれない場合は、部分浴などをいっていくのが、効果的です。そして、上記の動作ができない場合、陰部洗浄や清拭などを行います。

■清拭効果!

清拭をする場合、お風呂が頻繁に入れない人には重要になります。石鹸の使用などは最小限に押さえ、皮脂が程度に失われないよう気をつけることが大切になり、清拭を終えた後は、乾いたタオルなどで必ず湿気などを拭きとることが重要です。

皮膚の保湿と保護も清潔の保持のためにはとても重要です。水分の補給や油脂分塗布は、お風呂や清拭後などによく身体を拭き、スキンローションや保湿剤などを使い失われている水分を補うことが挙げられます。

■失禁対策!

褥瘡を発生させないために失禁対策は、清潔を保つため、かなり重要になります。尿や湿り気、便の科学的刺激などで肛門周辺の皮膚がふやけ、発赤や爛れができ、簡単に褥瘡が発生してしまいます。

特にオムツなどの使用の場合は頻繁に交換をし、陰部や臀部洗浄などは石鹸を使用して流し、清拭時には皮膚清拭剤も使用するのが効果的です。

医師に相談する場合、処方でステロイド剤等、つけぐすりを使用するのが失禁対策から褥瘡対策へつながります。

■まとめ

褥瘡への予防・対策・治療は、体圧分散だけでは不自由分です。除圧も大切ですが、食事のバランスや身体を清潔に保つ複数のことを実行しなければ、効果的な予防にはつながらないのです。

そして、褥瘡にならないためにも、褥瘡の専門医やかかりつけの医師に早めに相談することが大切です。褥瘡を発生させないためにも、日頃からのケアや観察が大切なのです。

褥瘡ケアには効率的な予防・改善を期待できる、Relafeelの併用も検討することをお勧めします。