ブランクがあってもやっぱり社会福祉士の仕事が好き

社会福祉士は、介護、障がい、児童発達、生活困窮者などの福祉全般の専門的な知識と技術を持った相談援助の専門職です。
その活躍する場所は多く、高齢者福祉や障がい者福祉などにおいては、なくてはならない職種です。今回は、いろいろな理由で仕事を辞めてブランクがある社会福祉士の復職について解説していきましょう。

■社会福祉士の役割

まず社会福祉士の仕事について簡単に理解して起きましょう。

◎問題解決支援
高齢者や障害者その他の困っている問題に対して相談を受けて必要に応じて課題解決のために適したサービス利用や支援をできるだけ自ら解決できるように一緒にみつけて支援する。

◎地域との連携・橋渡し
利用者の能力に応じて、尊厳を重視して自立した生活ができるようにその人が関係する地域や事業所などと連携を取り橋渡し役を行いながら支援していく。

◎潜在化している問題への取り組み
既存のサービスだけでなく地域の社会資源サービスの掘り起こしとネットワークの形成を通して地域福祉の増進を提案する役割

■退職する理由とは?

・法人や職場の方針に合わなかったから
・職場の人間関係に悩んで
・心身の不調
・専門性や能力を十分に発揮ができない職場や仕事と感じたから
・収入が少なかった
・より魅力的な職種が見つかったから
・労働時間・休日・勤務体制が合わなかった
・将来のキャリアアップが見込めなかったから

こうして退職理由を見ていくと、一般的な職業と離職理由は大きく変わらないことに気づきます。

■復職した理由とは?

・生活のため
・この仕事が好きだと思ったから
・働きがいのある職場が見つかったから
・労働日、時間、通勤等の希望にあった職場が見つかったから

復職の理由も退職理由同様、一般的な職業と大きく変わりません。むしろ一度仕事を離れたことによって、社会福祉士としてのやりがいを再確認できたり、労働条件が整った職場さえあれば、ブランクがあったとしても復帰することは、比較的容易であることは間違いありません。人と人との関わり合いを生業とする職業であるからこそともいえるでしょう。

社会福祉士は、いろいろな理由で退職しても福祉業界にとっては、とても必要な専門職です。働く場所は、多岐にわたりこれまで実践で積み上げてきた経験が長ければ長いほど、たとえブランクがあっても復職する際には、いろいろな福祉の現場や医療現場などの職場で、その高い専門性と知識は、大きな戦力となります。

■まとめ

福祉の現場で働く人材は離職率が高いのが現状です。資格を持っていながら何らかの理由で、その職種についてない方を潜在資格保有者といいますが、その資格者が復職しやすい環境や施策を政府も制度改革を通して行うことで、もう一度福祉の現場に戻りやすくなることが期待できます。

社会福祉士は復職する際にブランクがあっても、その高度な専門性をよりいかし自分の希望に合った職場を探すことで、働きがいも出てくることでしょう。