社会福祉士の資格取得はゴールではない! これからの研修

努力の甲斐あって国家資格である社会福祉士を取得し、これから身体障がいや精神障がい、地域で生活に支障をきたしている方への相談業務などの専門家として活躍しておられることでしょう。
しかし、これまで社会福祉士として多くのことを学んだと思いますが、急速に変化していく社会情勢や環境に対応すべく、常に最新の情報を身につけておく必要があることから、これからも学習は続いていくのです。
それでは、社会に必要とされる社会福祉士としてどのような研修が必要なのかを見ていきましょう。

■生涯研修制度

「公益社団法人日本社会福祉士会」では、社会福祉士の生涯学習制度に取り組んでおり、都道府県の社会福祉士会や外部機関と連携して社会福祉士の資質と社会的地位の向上に努めています。
生涯研修制度は、社会福祉士として相談援助の仕事に就いているかどうかにかかわらず、社会福祉資格を持つ会員の皆さんを対象としています。

生涯研修制度では「基礎課程」と「専門課程」の2つの課程があり、「基礎課程」は入会してはじめに受ける研修課程です。基礎研修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとプログラムが決まっており、3年間で受講終了していただくのが目安です。

「専門課程」は、基礎課程を修了したうえで、さらに専門性の高いスキルを修得するために受講していきます。

専門課程は「共通研修」と働く分野・領域によっての専門的な内容である「分野研修」の2つの研修に分けられ、さらに、第1期専門課程、第2期専門課程という区切りを持ちながら、社会福祉士である限りは研鑽を積み重ねる課程になります。

専門課程では、自分で研修計画を立案し受講していくことになり、必要な単位数を修得したら課程修了の申請をする方法をとっています。

■認定社会福祉制度

生涯研修制度は専門職として必要な知識を習得するための自己研鑽を支援することを目的とした制度ですが、これに対して、高度な知識と卓越した技術を用いて、個別支援や多職種との連携、地域福祉の増進を行う能力を有する社会福祉士のキャリアップを支援する仕組みとして、実践力を認定する”認定制度”を制定することになりました。

認定社会福祉士制度では、認定社会福祉士及び認定上級社会福祉士の2種類を位置付けています。

■まとめ

社会福祉士になられ、社会に貢献するためにも、これから更に生涯研修制度と認定社会福祉制度への理解を持ち、取り組んでみてはいかがでしょうか。