仕事をお持ちの方でも言語聴覚士を目指したい方は多くいらっしゃると思います。しかし、仕事をしながら言語聴覚士の専門学校に通うことは、とても難しいことではないのでしょうか。
そのため、仕事時間をさけ、夜間や通信教育で資格取得をしようと思いの方がいると思います。では、その方法で言語聴覚士の資格は取得できるのでしょうか。
今回は、夜間課程や通信教育での言語聴覚士の資格取得について調べてみました。皆さまの参考になりましたら幸いです。
■夜間や通信教育のみで資格習得はできるのか
実は、言語聴覚士の資格を通信教育のみで取得することは、現状無理と言えます。なぜならば、言語聴覚士を目指すには指定された養成校に通うか、国で定められている資格取得までの教育課程条件を満たすことが必要で、それ以外の方法は今のところはありません。
通う養成校にはいろいろな種類の学校があって、なかには学校に「夜間課程」を置いているところもあります。
仕事、アルバイトで働きながら昼間に時間を取ることができず、学校に通う時間がないような場合には、夜間に受講できる課程が設定されている学校を探してみるのはいかがでしょうか。
そうすることで、仕事終わりの時間に学校やと通い言語聴覚士への勉強をし、学んでいきましょう。夜間課程の場合、1日の講義時間数は昼間の過程より限られてしまいますが、カリキュラムは国家試験の受験資格が得られるものとなっていますから、言語聴覚士になることは十分に可能なことです。
■夜間課程の問題
夜間課程の学校に通うことはできますが、実習については昼間にしか行われることがないため、この点は事前に気を付けておく必要があります。
昼間に仕事、アルバイトをしている方にとっては、実習が勉強を続けるうえでのとても困る問題点になってしまうかもしれません。
実習日も1日、2日で終わるものではなく、1週間~6週間ほど、あるいは長い時には8週間程度続くことになるため、昼間に仕事をしている人はその期間はどうにかして時間を作る必要になるのです。
職場での理解、許可がなければ働きながら実習をしていくのはなかなか難しいことではないのでしょうか。
■まとめ
仕事やアルバイトで働きながら言語聴覚士を目指し、通信教育や夜間課程ができる学校で勉強していく事について調べてみましたが、通信教育で言語聴覚士になる事は無理があり、また、夜間課程の学校に通って言語聴覚士の国家試験を受験して、資格取得することはかなり難しいことのようです。
そのため、言語聴覚士になるには高校卒業の時点から言語聴覚士の一点に集中して資格取得を目指して行く方がいいと思われます。