限りある時間の中で介護の資格を最短で取得したいと考える方は多いのではないでしょうか。資格を取得すると、仕事仲間からの信頼度が上がり、施設の利用者との関係性も良くなることでしょう。また、資格を取得する上で短期間で学習をすることは学習のリズムが作れるという点でも良いことでしょう。
今回は、初任者研修と介護福祉士の資格にフォーカスして、最短で合格する方法をご紹介します。
目次
1.初任者研修を最短で取得する方法
2.介護福祉士を最短で取得する方法
3.まとめ
1.初任者研修を最短で取得する方法
初任者研修をスクールで取得する場合、「通信と通学」が主流です。この方法を使うと最短で1カ月で取得することができます。
初任者研修はすべてを通信で学ぶことはできず、どの科目にも必ずスクールに通って学ばなければならない時間があるのです。
そこで、週に4回以上スクールに通うことが可能であれば最短の1ヶ月で取得できるでしょう。
しかし、すべてのスクールが週4日のコースを用意しているわけではありません。スクールを比較検討して選ぶと良いでしょう。
また、通信学習は40.5時間あります。1カ月でこれを修了するためには 1日に80分程度の通信学習が必要と言えるでしょう。
2.介護福祉士を最短で取得する方法
介護福祉士は国家資格です。介護福祉士になるには、「介護福祉士国家試験」に合格しなければいけません。介護福祉士の国家試験には受験資格があるため、まずは受験資格を満たす必要があります。
受験資格を得るためにはいくつかありますが、最短で資格がとれるのは養成施設に通うことです。この選択をすると最短で1年で介護福祉士を取得することができます。
この最短での資格取得は、厚生労働大臣が指定する指定養成施設を卒業して、介護福祉士試験を受ける形です。この養成施設に入学する条件は、高等学校卒業以上もしくはそれに準ずる者とされています。具体的には、大学や短期大学、専門学校などです。
なお、養成施設に通う期間はそれまでの学歴によって異なります。普通科の高校を卒業した人は2年以上で福祉系大学や社会福祉士養成施設、保育士養成施設を卒業した人は1年以上になります。
このことから分かるように、福祉系大学や社会福祉士養成施設、保育士養成施設を卒業して養成施設に通う場合に限って、最短1年で介護福祉士資格が得られます。
3.まとめ
今回は、初任者研修と介護福祉士の資格にフォーカスして、最短で合格する方法をご紹介しました。是非、最短での資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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