実務者研修を働きながら取得するポイントとは

初任者研修を取得した後に実務者研修を取得する、もしくは、いきなり実務者研修を取得するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。実務者研修は、未経験や無資格からでも受講が可能です。

また、介護事業所に勤めながら、実務者研修の資格を得るために受講することが多いです。働きながらの資格取得はポイントを抑えた勉強が重要になります。

そこで、今回は実務者研修を働きながら取得するポイントをご紹介します。

目次

1.実務者研修について

2.働きながら実務者研修の勉強をする際のポイント

3.まとめ

1.実務者研修について

実務者研修のカリキュラム受講時間は、医療ケアを含め450時間ですが、初任者研修を修了していれば130時間の免除があります。

土曜日や日曜日を利用して養成校に通い受講する方法や時間的に通うのが難しい方は、通信での受講方法もあります。

また、資格取得の費用は、国から介護の資格取得のために利用できる、さまざまな助成金制度があり最大で約20万円助成されることもあります。ぜひ、活用するとよいでしょう。

利用にあたっては、自身に適用するかどうかは、最寄りのハローワークで詳細を確認しましょう。なお、都道府県や自治体によっては、多少異なることがありますので確認が必要でしょう。

2.働きながら実務者研修の勉強をする際のポイント

働きながらの資格勉強はなかなか学習の時間が取れないことが多いことでしょう。日々の生活もある中で、実務者研修の勉強もしなければならないとなるとポイントを抑えることが重要であることは明らかです。

はじめにポイントになるのは実務者研修の全体像を把握することです。そのためには、はじめに過去問を解きましょう。まだ解いていないという方もまだ遅くはありません。問題の傾向を把握した上で勉強を始めることで効率的な学習ができるでしょう。

次にポイントになるのは、時間の使い方です。働きながらの勉強は長時間を確保するのが難しいでしょう。そこで、例えば、仕事の昼休みなどの隙間時間や自宅や職場までの移動時間を利用して学習するのが良いでしょう。また、仕事中、疑問に思ったことを同僚や先輩などに質問をして学ぶことや定期的にある勉強会やセミナーに参加することも積極的に行うと良いでしょう。

最後のポイントは、夜暗記です。夜はインプットして朝に覚えたことを復習するのが良いでしょう。受験生がよく使用するテクニックですが、これによって脳の記憶力がよくなるとされています。

3.まとめ

今回は、実務者研修を働きながら取得するポイントをご紹介しました。是非この記事を参考に勉強してみてはいかがでしょうか。