皆さんは、特定技能という言葉をご存知ですか?現在、この特定技能の人数が増加しているのです。特に、人材不足に悩む業界や企業の方は注目していただきたいです。そこで今回は介護職に絞り、特定技能の方に対する指導のポイントとコミュニケーションの取り方を中心にご紹介します。
目次
1.特定技能とは
2.介護職における特定技能外国人に対する指導ポイント
3.特定技能外国人とのコミュニケーションの取り方
4.まとめ
1.特定技能とは
特定技能とは、在留資格の種類の一つです。外国人が日本に滞在するのに必要な在留資格は30種類以上ありますが、特定技能は2019年4月に新しくできた在留資格なのです。これは、国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性や技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度です。
2.介護職における特定技能外国人に対する指導ポイント
介護職において、特定技能外国人に対する指導ポイントを2つご紹介します。
・指示は明確に出す
国が違えば、コミュニケーションの方法も変わります。そのため、指示を出す際には具体的で明確な表現をするように心掛けましょう。外国人にとっては馴染みのない日本の文化や日本語の難しさもあるため、その点には特に気を付けるようにしましょう。
・価値観を理解しよう
それぞれの国の文化や歴史的な背景などによって、価値観は異なります。そこでまずは、相手の国の文化やその人の背景を理解することが大切です。そして、日本の文化や習慣を伝え、お互いの価値観を理解し合えるとよいでしょう。
3.特定技能外国人とのコミュニケーションの取り方
特定技能外国人の方とのコミュニケーションの取り方で大事ことは諦めないことです。言葉が通じない場合でも「名前を呼ぶ」「ジェスチャーをとる」「簡単な単語にして伝える」など工夫をしてコミュニケーションをとります。
そうして特定技能外国人の方とコミュニケーションを取ることを諦めずにいるとその人がよく使う単語や言葉がわかってきます。また、コミュニケーションを取ることで特定技能外国人の方も簡単な短い単語も段々と理解してくるのです。また、介護職では移動の動作等がわからない場合は、紙に一度書いて説明をするなどの工夫も大事になります。その結果、よりスムーズに特定技能外国人の方とコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
4.まとめ
今回は、介護職における特定技能の方に対する指導のポイントとコミュニケーションの取り方ついてご説明しました。指導する際には、指示を明確に出すことや価値観を理解することが大切だということがわかりましたね。また、諦めないことがコミュニケーションをとる際には大事だということもわかりました。介護職における特定技能外国人とのやり取りの参考になれば幸いです。
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