介護福祉士を目指すうえでは、「介護の実務経験3年以上」と「実務者研修の修了」が受験要件になります。今回は、いつまでに実務者研修を受ければよいかのスケジュールについてご説明します。
この記事を見ることで全体的なスケジュールを立てられるようになります。
この記事を見て頂いた後には、余裕を持って行動出来たらよいですね。
目次
1.実務者研修を受講するメリット
2.実務者研修のスケジュール
3.初任者研修の有無により変わるスケジュール
4.まとめ
1.実務者研修を受講するメリット
実務者研修では介護業務に役立つ知識や技術が習得できるというメリットがあります。
また、職場の同僚や上司、利用者さまからの信用度も高まり、介護職として活躍の幅が広がり、場合によっては、給料が上がる可能性もあります。
受講費用や勉強時間が確保できたら、早いタイミングで実務者研修を受けておいた方がよいでしょう。
2.実務者研修のスケジュール
結論から言うと、実務者研修は、介護福祉士試験のある年度の3月末までに修了する必要があります。
介護福祉士の国家試験は、1月下旬に筆記試験があります。実務者研修は、遅くとも同年度の3月末までに修了していることが必要になるのです。
ただし、受験の申込み時に「実務者研修修了見込証明書」を提出し、実務者研修を終えた後は「実務者研修修了証明書」を試験センターに送る必要があるため、手間が掛かってしまいます。また、初任者有無によりスケジュールも変わるので確認が必要になります
そのため、余裕を持つことが重要になります。
たとえば、2023年の1月に介護福祉士国家試験の筆記試験を受験する場合は、2023年の3月末までに実務者研修を修了しなければなりません。
3.初任者研修の有無より変わるスケジュール
初任者研修の有無で二つのケースがあります。
一つ目が、初任者研修がない場合です。
介護職員初任者研修のない状態から実務者研修を受ける場合、研修時間は450時間で6ヶ月ほどの期間を要します。3月末に実務者研修を終えられるよう、3月から逆算して遅くとも8月ごろから受講をスタートしたほうがよいでしょう。
二つ目が、初任者研修がある場合です。
初任者研修を持っている場合は、130時間の研修が免除されます。そのため、受講スケジュールによっては最短2ヶ月ほどで実務者研修を取得できます。計算上は1月から始めても間に合うことになるものの、心の余裕を持って11月ごろから実務者研修をスタートすると良いでしょう。
4.まとめ
今回は、いつまでに実務者研修を受ければよいかのスケジュールについてご説明しました。
実務者研修は、介護福祉士試験のある年度の3月末までに修了する必要があります。
また、初任者研修がない場合は、3月末に実務者研修を終えられるよう、3月から逆算して遅くとも8月ごろから受講。初任者研修がある場合は、1月から始めても間に合うことになるものの、心の余裕を持って11月ごろから実務者研修をスタートすると良いでしょう。
できる限り余裕を持って行動できるとよいですね!
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