近年、マルチに働く方が多くなっています。それは介護業界にも言えるでしょう。
一方で、そもそも介護士で副業をするのは認められているのか、デメリットがあるのではないかという不安もあるのではないでしょうか。
今回は、介護職の副業について注意点も含めてご紹介します。
目次
1.何故、副業をしたいのかを考えよう!
2.医療・福祉の職種で副業している人の割合とは
3.副業をする際の注意点とは
4.まとめ
1.何故、副業をしたいのかを考えよう!
実際に副業を始める前に「何故、副業したいのか」を冷静に考えることが重要になります。副業を行うことで、自身の経験を活かすことができることや収入がアップするというメリットがあります。一方で、本業にプラスして働く以上、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。
何故副業をするのかを考えて、無理の無い範囲で副業できる時間などを決めておき、実現可能なレベルで着手するのがよいでしょう。
2.医療・福祉の職種で副業している人の割合と労働時間とは
厚生労働省によると、副業している人の割合は日本全体で9.7%、医療・福祉の業種で見ると9.9%の人が副業をしています。
このことから、全体よりもやや多い程度の割合の人が副業しているので、介護職に就いている方が副業をするのは珍しいことではないことがわかるかと思います。
また、1週間当たりの副業の総労働時間は「10時間以上20時間未満」が25.6%、次いで「5時間以上10時間未満」で24.3%となっています。つまり、半数近くの人が副業を1週間に5時間以上行っているということになります。
3.副業をする際の注意点とは
初めに副業をする際の注意点とは、「労働基準法の規定内で働くこと」です。労働基準法では、「1日8時間、週40時間」を超える労働は禁止されているため、本業と副業を合わせて8時間以上働かないように気を付けなければなりません。また、時間外労働は月100時間未満、2~6カ月平均で月80時間未満までしか許可されていないです。
勤怠管理も行う手間が発生することから、しっかりと本業先にも副業先にも事情を伝えておきましょう。
次に副業をする際の注意点とは、「スケジュール管理をしっかり行うこと」です。本業の仕事のパフォーマンスが落ちないようにスケジュール管理をしっかり行う必要があります。むりをせずに体調に気をつけてスケジュールしましょう。
4.まとめ
今回は、介護職の副業について注意点も含めてご紹介しました。何故、副業をするのかを考えて本業先に相談をして副業を行いましょう。
コメントを残す