実務者研修をこれから受講される方へ
神奈川県の実務者研修受講資金の貸付事業の申請において、4月1日から変更点があります。変更前と変更後の申請要件や申請窓口など、わかりやすく解説いたしますので、 実務者研修受講資金貸付金の申請を検討されている方は、 是非最後までお読みくださいね。
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介護福祉士実務者研修受講資金貸付金とは?|神奈川県
まずはじめに、介護福祉士実務者研修受講資金貸付金の内容について見ていきましょう。介護福祉士の国家試験を実務経験ルートで受験される場合、実務者研修の修了が必須となります。
その実務者研修の受講費用を借りることができるのが、介護福祉士実務者研修受講資金貸付金です。
【貸付金額】20万円まで
【貸付利子】無利子
【返還免除の条件】介護福祉士に登録後、神奈川県内で介護業務に2年間継続して従事した場合、申請により貸付金の返還が免除
資格取得のための受講資金を無利子で借りられ、条件を満たせば返還免除!受講費用で資格取得を悩んでいた方には嬉しい制度ですね。
ただし、だれでも申請すれば借りられるというわけではなく、申請にはいくつかの要件があります。次は、申請要件について見てみましょう。
貸付対象者は?|神奈川県
以下(①②③)のすべてを満たす方が対象となります。
①実務者研修施設に在学中であること(研修申込をしていない、すでに研修修了している方は対象外)
②介護福祉士の資格取得後、神奈川県内で介護等の業務に従事する意思がある
③以下のいずれかに該当している方
・現在神奈川県内で、介護等の業務に従事している方
・3年以上の介護等の業務に従事した経験があり、神奈川県内に住民登録している方
・3年以上の介護等の業務に従事した経験があり、 神奈川県内の実務者研修施設に在学する方
なお、介護福祉士実務者研修受講資金貸付金には、返還免除制度があるものの、「貸付金」のため、審査結果によっては、上記の要件を満たしていても借りられない場合があります。
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4月1日からの変更点は?|神奈川県
冒頭でもお伝えしたように、神奈川県では2021年4月1日より実務者研修受講資金貸付金の申請に係る変更点があります。
変更があるのは、貸付対象者の要件です。かながわ福祉人材センターのホームページによれば、「貸付申請年度に実務者研修を修了し、当該年度の介護福祉士国家試験を受験する者」に改正されるそうです。
今までの貸付対象者の要件では、介護福祉士国家試験の受験するかしないかは特に問われていませんでしたが、4月以降の改正後の要件では、介護福祉士国家試験を受験する必要がありますので、ご注意ください。
参照サイト:かながわ福祉人材センター ホームページ
申請窓口は?|神奈川県
介護福祉士実務者研修受講資金貸付金の申請は、かながわ福祉人材センターが窓口です。現在は感染症予防のため、郵送による申請受付を行っています。
申請書類の入手、問い合わせなども、かながわ福祉人材センターのホームページまたは、電話で連絡してください。
【問合せ先】
かながわ福祉人材センター←クリックするとホームページへ移動します
電話 045-312-4816
月~金※祝祭日、年末年始を除く、午前9時~12時、午後1時~5時
まとめ
今回は、神奈川県の介護福祉士実務者研修受講資金貸付金に係る申請要件や、2021年4月1日からの変更点についてまとめました。
貸付金を利用後、条件を満たせば借入金の返還が免除されますので、この機会に実務者研修の受講を検討されてはいかがでしょうか。
各種制度を利用される際には、事前に最新の申請要件などをご自身で確認しましょう。
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つまり・・・
令和3年度に貸付申請をする方は、令和3年12月31日までに実務者研修を修了し、令和4年1月実施の介護福祉士国家試験を受験する必要があります。
実務者研修を早めに受講すれば、その分介護福祉士国家試験までの準備に早めに取り掛かれますね。
逆に年度後半に受講するとなると、国家試験の準備も同時進行!なんてことになるかもしれません。
貸付制度を利用するのであれば、早めに実務者研修を修了した方が良さそうですね。