社会福祉専門職の介護に関する国家資格取得者のことを「介護福祉士」と言います。受験をするためには、受験資格があることを確認した上で申し込みをする必要があります。今回はそのような注意点と、受験申し込み後の住所変更などについて見ていきましょう。
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介護福祉士のお仕事
介護業界に関する資格は多数ありますが、介護福祉の専門職である「介護福祉士」は唯一の国家資格です。資格に対する更新はなく、1度試験に合格すると生涯持つことが可能な資格です。(2021年現在)
仕事内容に関しては、実際に行う業務としては介護福祉士以外の介護士と共通している点もありますが、利用者の方の介護ニーズに向き合い、より専門性の高い視点で物事を考え生活全般における支援を行います。
介護サービス利用者の生活や観察を通して集約し、状況に応じた介護の提案や実施を行います。
介護福祉士の受験の注意点
受験資格について確認していきましょう。介護福祉士国家試験の受験資格があるのは以下の3点です。
①定められた期間及び日数の実務経験があって、実務者研修を修了している
②指定された養成施設などを卒業している
③福祉系高校を卒業している
などです。受験資格を満たす為に4つのルートが存在します。それらも確認していきましょう。
①実務経験ルート
すでに対象実務の経験がある人が介護の実務経験をいかして、資格取得を目指すためのルートです。介護福祉士を目指す人の多くは、この実務経験ルートで受験を目指している傾向にあります。
条件は実務経験3年(1095日)以上かつ従事した日数が540日以上であることと、実務者研修を修了している必要があります。
加えて介護職員基礎研修及び、喀痰吸引等研修の修了者も、実務者研修修了と同等の扱いとなります。3年以上の実務経験によって受験資格が満たされます。
②養成施設ルート
このルートの場合、介護福祉士養成施設を卒業した方が受験資格を取得することで、試験への申し込みが可能となります。
高校を卒業してすぐに養成施設へ行った場合には2年以上、福祉系の大学や社会福祉士養成施設などを卒業していると1年以上となります。
2017年度から2021年度に卒業した人は、卒業後5年間の間に試験合格もしくは卒業後5年間継続して介護の業務に従事すると、5年が経過した後でも介護福祉士の登録継続が可能となります。
③福祉系高校ルート
福祉系や特例高校卒業相当で社会福祉士介護福祉士学校指定規則の別表第5に定められている教科目、単位数を取得していることが条件となります。福祉系高校卒業の場合、受験資格取得の条件が異なるため、注意する必要があります。
④経済連携協定(EPA)ルート
研修責任者による指導のもと、日本で就労および研修を受けている人(インドネシア人・フィリピン人・ベトナム人の方)が対象です。
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受験申込み
上記いずれのルートにおいても、申し込みをする場合には受験の手引きを請求し、取り寄せて必要書類を確認しましょう。ルートによって必要書類がことなる場合がありますので、注意しましょう。
受験申込み後の変更について
受験受講料の支払い後に必要書類を郵送しましょう。しかし、申込後に住所などの変更があった際にはどのようにしたらいいのでしょうか。
介護福祉士国家試験では申請を行うことで変更が可能です。手引に付属した「受験申込書記載変更届」で行うことができます。その際に提出期限にも注意が必要です。
まとめ
介護福祉士は社会福祉士及び介護福祉士法に定められた国家資格です。その試験は、毎年6月頃に発表されるので、その年の試験概要を確認後に必要書類をそろえて申し込みを行いましょう。
※介護福祉士国家試験に関する最新の情報は試験センターウェブサイトでご確認ください。
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