実務者研修の合格基準と課題提出について

実務経験ルートで介護福祉士の国家試験を受験する場合、「実務者研修」の修了が必要です。実務者研修は、無資格でも介護未経験でも取得可能な資格です。
今回は、実務者研修の合格基準と課題提出について説明していきます。

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実務者研修とは

実務者研修は、認知症や障害者および高齢者の理解、そして介護現場で重要となるコミュニケーション力を身につけるための実践的かつ専門的な資格です。
これは、介護福祉士の国家試験を受験するには、取得しておく必要があります。

介護の知識以外にも、医療分野として、痰吸引・経管栄養の知識も学べます。この2つの医療行為を実際にするには、実務者研修に加えて、別途研修を受講する必要があります。

受講期間と費用の目安について

無資格の方は、450時間の受講期間が必要となるので、働きながら受講する場合、通信コースがおすすめです。ただし、その際にも一部の科目はスクールにて学ぶことになっているので確認しておきましょう。

費用は約22万円です。一方、介護系資格を保有している方は免除される科目があり、無資格者より短期間で取得可能です。費用は約20万円です(保有資格により異なります)。

終了試験の合格基準について

実務者研修では、介護に関する知識や技術を身につけることが大きな目的とされています。そのため研修内容をしっかりと把握し、きちんと課題提出していれば問題なく合格することが出来ます。

終了試験については規定がないため、実施する場合としない場合があります。試験の内容は各スクールによって異なりますが、それほど難易度は高くありません。

課題提出について

課題は、受講した研修の理解度を確認するために定期的に提出するもので、問題およびレポートがあります。課題内容も各スクールによってことなりますが、研修内容とテキストを理解していれば基準点をクリア出来ます。

たとえ不合格になったとしても、再提出を認めているスクールが多いので安心して下さい。

課題提出の頻度と締め切りについて

課題を提出する頻度は、スクールや保有資格によって異なってきます。無資格者と「介護職員初任者研修」取得者の場合は4回程度の場合が多いです。
締め切り期間もスクールによってことなりますが、目安は約1カ月となっています。

うっかりして課題提出を忘れてしまうと不合格となるので、提出日は必ず確認しておきましょう。

課題に取り組む時のポイントについて

問題文を読んで行う課題は、しっかりと要点を抑えたうえで、テキストを参考にしながら解答していくと良いでしょう。
テキストの大事な箇所には、マーカーの色塗りや付箋紙貼りなどして、自身が分かりやすい様に工夫すると、課題に取り組みやすくなります。

また勉強を行う際には、集中力が途切れない様にするため、時間を決めてオン・オフの切り替えをしましょう。

まとめ

実務者研修は勉強をして内容を理解し、定期的に課題提出をしていれば合格することが出来ます。取得方法には通学コースと通信コースがあり、費用も課題内容も異なってくるので、自身に合ったスクールを見つけることも大切です。

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