介護サービスの種類は居住型・通所型・訪問型の3つに分けられます。その中でも、子育てしながら介護の仕事をする方に訪問介護サービスのお仕事をオススメします。
今回は、訪問介護のお仕事が子育て中にオススメの理由について掘り下げて見ていきたいと思います。
訪問介護とは
高齢者の自宅を訪問し、在宅生活が快適に過ごせるように支援する介護サービスになります。その特徴は、利用者と1対1で訪問サービスを提供するため、密なコミュニケーションを取れることがメリットです。
利用者の方の自宅に1人で訪問しサービスを行う事もあり、介護職員初任者研修以上の資格は必須になります。仕事の内容は、家事や掃除などの生活援助、排泄・入浴・食事介助などの身体介護を行います。
女性のスタッフが多く子育てへの理解がある
子供が小さいうちは、急な発熱や体調不良で仕事を突然お休みしたり、早退したりする事があるでしょう。また、送迎時間などの縛りがあり、残業に対応できない事も多いと思います。
そこでおすすめしたいのが「訪問介護」のお仕事です。その理由は男女比で、女性が88.6%と圧倒的に多く、スタッフは育児経験者や現役のママが多いため、子育への理解があるからです。
子供の突発的な病気による遅刻や早退、欠勤などに対しても他のスタッフに勤務交代を積極的に行ってくれます。また、お休みの希望に対しても子供の園や学校行事が理由であれば、優先的にお休みを入れてくれる事が多いです。
様々な働き方が選べる
ケアプランで決められたサービス提供の期間で働くことができるため、短時間の勤務が可能です。例えば、週2回、1日1時間/週3回、1日2時間など子育て中でも自分のペースで働くことが可能となります。
また、多くの訪問事業所で「直行直帰制度」を行っています。これは、介護スタッフが直接自宅から利用者のお宅に訪問し、介護サービスが終了すると直接自宅へ帰れる制度の事です。そのため時間や体力を効率的に使うことができ、結果的に心にも余裕が生まれるでしょう。
一生もののスキルを手に入れる
訪問介護で働くには、「介護職員初任者研修」の資格を取得する必要がある事は先に述べましたが、この仕事は子育て中の今だけに適した仕事ではなく、定年を迎えた方まで幅広く活躍しているのです。
そのためキャリアを捨てて転職し新たに仕事を覚える必要もなく、子育てが一段落した後も、経験を活かしながら長く働くことができるので、一生モノのお仕事として付き合うことが出来ます。
人間関係の悩みが少ない環境である
訪問介護は通常、利用者の方と1対1での対応になります。そのため、大きな施設で起こりがちな人間関係のトラブルや悩みは少ないでしょう。
利用者様と自分のペースで密にコミュニケーションを取れるので、良好な関係を築きやすいです。
まとめ
訪問介護で働くメリットについて述べました。訪問介護は比較的、人間関係の悩みが少ない職場であり、自身の家事経験を活かせる場所でもあるため、子育て中のママにはお勧めの職場になります。
この環境で働くには、介護職員初任者研修の資格が必要になりますので、まずは資格の取得から挑戦してみてください。
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