国家試験に挑む!介護福祉士 ~前日の準備について~

介護職の国家資格である介護福祉士は、2021年度で合格率71%の結果でした。合格者数は昨年より1,000人も増加していて明るい兆しです。
今回は介護福祉士試験日、前日の過ごし方や準備の内容について見ていきましょう。

直前対策3つのポイント

試験に挑む前に、前日まで気を付けてほしい事が3つあります。この3つのポイントを押さえて試験本番に備えておきましょう。

ポイント1 ~体調の管理~

試験当日にベストコンディションで挑めるよう、体調管理が大事になってきます。第34回の介護福祉士試験日は、令和4年1月30日(日曜日)に行われます。
インフルエンザやノロウイルスが流行する季節です。日頃からの体調管理に気を配りましょう。

試験当日の予定を意識して過ごす

働きながら試験を受ける方は多いと思います。介護職のシフトは変則勤務で中には夜勤もあり、どうしても不規則な生活になりがちです。
しかし、試験前日はしっかりと試験に臨めるようにスケジュール管理をしておきましょう。

前日はできるだけ当日の日程に合わせて過ごす方がよいです。例えば試験開始は10時からです。その予定に合わせた起床予定時刻に起床し、試験当日の休憩時間に休憩するなどを意識するなどになります。

ポイント2 ~受験の準備~

次に確認しておいて欲しい事が、受験の準備と受験会場までの交通手段の確認です。準備するものに関しては、当日に使用するものでも、前日までに準備して尚且つきちんと使える状態になっているのかまで確認していきましょう。

受験に必要なものリスト

下記のようなものが準備リストになります。

〇受験票 

写真は貼ってあるのか、氏名等の記入間違いは無いか

〇筆記用具 

鉛筆の芯の状態や消しゴムの確認

〇お金 

会場までの移動手段として使用し、また昼食の購入で使用します。

〇時計 

電池や故障の確認、時間はずれていないかなど

〇スマホ・携帯 

試験中に鳴ってしまわないように、試験管の指示に従い事前に無音または電源をOFFに設定します。

その他にもマスクの予備やコンタクト、メガネなども前日までに準備しておくと良いでしょう。

試験会場までの交通手段の確認

試験当日は「日曜日」に当たります。注意点としては、時刻表を調べる時には「平日」と間違えないように気をつけてください。
日曜日は、平日と比べると本数が少ない所が多いです。間違えてしまうと、時間が大幅に遅れてしまいます。もしもに備えて、複数の交通手段を調べておくと安心できます。

ポイント3 ~勉強のまとめ~

勉強してきた事の集大成で大切なことは、直前では新しい問題集に手を出さない事になります。理由としては、効率の観点から今まで使用した問題集や参考書を復習した方が良いからです。

新たに新しい事を覚えるには精神的にも負担がかかります。それよりも今まで学習した事を復習することで「こんなに勉強したのだから大丈夫だ!」と自信が付ける事のほうが賢明です。

どうしても違う本で学習したい際には、なるべく小さなサイズのものが良いでしょう。分厚い参考書は時間が必要になり、焦りの元になります。

まとめ

介護福祉士の試験に挑む前日の準備には、勉強の復習や準備すべきもの、交通ルートの確認などの物理的な事から、体調管理を徹底する精神的なものにまで及びます。今回の内容を参考に、万全のコンディションで試験に挑んでください。

※最新の情報は試験センターウェブサイトにてご確認ください。
試験センターウェブサイト