介護職の経験有無問わず、転職をするときに職業安定所にて目を通すのが求人票です。その内容には、転職する職場の情報などが記載されています。
よく見ないまま転職すると失敗リスクが高くなるため、それを避ける意味でチェックすべきポイントを見極めましょう。
求人票のこと
介護職に限らず、仕事を探すときに利用するのがハローワークです。事業者から雇用人数の募集をかける意味でも公的な施設として転職をする際に活用されます。
実際に検索してから求人票に記されている条件などが合えば、施設の担当者に申し出て紹介状を発行し、その後面接するのが一般的です。
なお、求人票に関しては職業安定所で閲覧できるのが一般的ですが、施設が提示した内容を求人票として直接公開する程度となっています。
対照的に介護士専用の転職サイトについては、担当者との相談が可能となるほか、募集条件や求人票の内容など転職される方に対しわかりやすく記載されています。
重点的に見極める箇所は
最初にこだわりたい部分として挙げられるのは、勤務(労働)時間の項目です。求人票には必ず記載されています。
8時間が1日における労働時間であり、休憩時間が1時間記されているのであれば問題ありませんが、職場によってはシフト制で労働時間と休憩時間が変動することもあります。
休日の設定(土日休み、平日休みなど)、仕事の状況によっては残業の有無、それに通勤時間や交通手段、などといったことも求人票に記されているため、経路においても実際に通える範囲内で収まっているか、転職の際にチェックできる項目となっています。
転職後、長く活躍するために
仕事内容に関しては、介護職は利用する方の介護が前提でありながらも、サービス内容などによっては理想と実際の内容が違うなど認識の相違が生じることがあります。
転職後は長く勤めることが前提で、重要視されるのはキャリアアップです。介護職には様々な資格があり、取得することによって給与面などに加味されていきます。
求人票から見るとするならば、キャリアアップに対してそれ相応の制度の有無と、事業者がそれに対しどのような姿勢での取り組みや、概要が記されているかをチェックしておきましょう。
これらの事前確認により、介護施設内でのキャリアアップの可能性や、資格などを取得する際の支援がなされているか把握できます。
まとめ
介護職へ転職する際、求人票でチェックするべきポイントは譲れる部分とそうでない部分の2つであり、これは各々で異なります。
これらに対し一度、自身のポイントを絞り求人票を確認することが重要となります。じっくりと見極め、自分にあった転職を目指しましょう。
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