介護の仕事でも土日休みの職場ある?

介護職と言えばとにかく忙しいイメージで、土日の休みは取れないと考えている人も多い事でしょう。しかし、介護施設の中には、土日の休みを取る事が可能な施設もあるのです。

今回は具体的に、どの様な施設が土日休みなのかについて解説いたします。

土日が休みな介護の仕事がある

介護の仕事に興味があっても、「忙しそう」、「休みが取れない」などの理由から、就職・転職を迷っている人は少なくないでしょう。「介護職には休みがない」というイメージは、24時間365日稼働している「特別養護老人ホーム」から来ていると思われます。

しかし、運営をしている事業者や会社によっては、週休二日の定休日を設けている施設もあるのです。具体的には、「デイサービス」、「デイケア」、「訪問介護」の3つです。以下でそれぞれの仕事の内容に触れてみます。

デイサービス

正式には「通所介護」と呼ばれ、介護を必要とする人を施設への送迎をしたり、施設内でコミュニケーションを取ったりする仕事です。食事の介助やレクリエーションなど、主として生活面でのサポートを行います。

施設によっては特に資格などが必要ない場合もありますが、「介護職員初任者研修」などは取得しておくと、面接の際や、実務の場面で有利に働くでしょう。

デイケア

デイサービスとの大きな違いは、その目的にあります。前者が生活面のサポートであるのに対し、こちらはより専門的な「通所リハビリテーション」という位置づけになります。医療関係者との関わりが強くなるので、専門的な資格を取得しておくと非常に有利です。

具体的には、介護士やリハビリテーション関連の資格などです。就労する場所は介護施設の他、病院や専門のリハビリテーションセンターなどになります。

訪問介護

利用者の自宅を訪問するタイプの仕事であり、かつては「ホームヘルパー」と呼ばれていました。肉体的な介助の他、食事のお世話や家事なども代行します。コミュニケーション能力に自信がある人は特におすすめです。

自由度が高めの仕事であり、フリーランスで働いている人もいます。土日に休みを取りやすいという意味では、3つの中で一番確実性があると思われます。

土日が休みの介護施設を選ぶメリット

休みの日が決まっていると、生活にメリハリをつけやすいものです。一般企業では週末に休みを設けているところが多いですから、家族や友人などと過ごす時間も増やす事が可能です。

土日は休みを取って充実させたいという人にはおすすめのスタイルであると言えます。

仕事を探すときの注意点

求人票に土日が休みであると書かれていても、実際は複雑なシフトを組まれてしまうケースも中にはあります。なので、働きたい施設の情報は事前にしっかりと調べて、面接の際にも確認することがポイントです。

まとめ

土日が休みになりやすい介護の仕事を紹介いたしました。興味があるけれど休みはちゃんと取りたい人は、しっかり情報を得た上で就活に臨みましょう。

必要であれば、転職サイトやエージェントを利用するのも、有効な手段であると言えるでしょう。