実務者研修の取得は通信講座プラス通学がおすすめ!

実務者研修は国家資格である介護福祉士の受験資格として必須となっています。介護業界への就職・転職、キャリアアップを目指す方には人気の資格ですが、受講時間数や期間など仕事をしながらの通学は時間が取れないと受講を諦める人もいます。
今回は、そのような人におすすめの実務者研修受講を紹介しましょう。

実務者研修とは

介護職員初任者研修や実務者研修などの介護に関する資格がありますが、介護職員初任者研修が介護の初級編とするならば、実務者研修は上級編となります。
どちらも介護資格や実務経験がなくても誰でも受講できるものとなっている資格です。 実務者研修は、幅広く基本的な介護提供能力の習得や医療的ケアに関する知識及び技能の習得を目的とした研修です。

平成25年に改正され新たにスタートして平成29年1月の試験より、介護福祉士国家試験の受験資格として3年以上の実務経験に加え実務者研修の受講修了が義務付けられています。
資格を取得すると介護現場で重要な位置を占めるなど介護事業所に配置が必要なサービス責任者として活躍できます。

実務者研修は通信講座を受講しても通学の必要がある

実務者研修は、通学の必要な科目と時間数を受講しなければ修了証明書をもらうことはできず、専門学校や施設で学ぶこと(通学)が必須となっている資格です。
介護福祉士実務者研修の通信講座を行っている教育機関は沢山ありますが、全てを修了するには最低でも通学による介護課程Ⅲ45時間と医療的ケア(演習)など必要な受講時間数が定められています。
医療的ケアに関しては受講時間数の規定がないため受講する学校によっても時間数が変わってきます。

通信講座の科目と時間数

実務者研修は、介護職員初任者研修などの資格の有無によって受講時間の一部が免除されます。無資格の方は、通信講座で取得できる科目と時間数は座学と実技講習を合わせて450時間のカリキュラムになります。
資格を取るために必要な期間は約6ヶ月で、費用は通信講座にもよりますが10万~20万ほどです。期間約6ヶ月や費用はあくまで無資格の方になります。

実務者研修は通信講座と通学で受講をおすすめ

通信講座は、独学で学ぶことになりますので学校に通うのが大変と言う人や空いた時間に学びたいと考える方々には向いています。
通学は質問や直接聞くことができるなどのメリットもあり、通学日数は6~9日程度です。 通信講座と通学で空いた時間に学習を進めていきましょう。
スクーリングでは講義の曜日や時間が決められているので忙しい方はスケジュールを調整するのが大変ですが、実務者研修は、介護の仕事を長く続けていきたいと思うなら、ぜひ取得しておきたい魅力的な資格です。

まとめ

実務者研修は必須の資格で全てを完全在宅で修了することはできず、スクーリング(通学)が必要になります。
将来的に介護福祉士の国家資格を取得して介護職を目指すのであれば、キャンペーンや免除制度を利用すれば費用もかなり抑えられますので通信講座プラス通学で是非資格を取得して下さい。