理学療法士が利用する道具や機器

病気やケガなどで障がい者になった際、日常生活に支障や制限をきたすものです。そのような場合は、理学療法を施しますが、理学療法には、物理療法・運動療法・動作訓練といった3種類の方法があります。
今回は、リハビリに利用する物理療法で、使用される道具・器具・機器などや理学療法士が、普段持っている道具について解説していきましょう。

■物理療法で利用される機器

物理療法とは、体に物理的な刺激を与えてエネルギーを加える治療です。ほとんどリハビリ室で目にする道具です。その道具や器具を下記で紹介しましょう。

◎干渉電流型低周波治療器
主に痛みのある部位の軽減目的に行います。電気刺激を利用して筋肉の収縮を促し、血流を良くすることで痛みの除去を促します。
また、低周波で筋肉をほぐすことでマッサージやリラクゼーション効果もあります。

◎超音波治療器
生体内での機械振動で熱エネルギーになり、温熱効果により血流が良くなり、患部及び全身の痛みの緩和を促進する効果があります。

◎低周波治療器
低周波で電気を流して痛みを軽減する効果があります。

◎中周波治療器
中周波の電気を流すことで、痛みの緩和・筋力増強・組織の治癒といった3種類の効果があります。

◎要頸椎牽引器
首や腰を牽引し、筋肉のストレッチを行うことで筋肉の緊張を和らげたり、血流の改善を促進する効果があります。

◎ウオーターベット
水圧で全身をマッサージやリラクゼーションを目的に、行うために数種類のパターンがありきめ細かく幅広く全身をマッサージする効果があります。

◎渦流浴
浴槽に入り渦流による刺激を与えて患部の血液循環、関節の拘縮、患部の痛み緩和、腫脹の改善効果があります。

◎ホットパック
温熱療法で用いられて、患部を温めて血流をよくし痛みや筋肉のこりなどを、解消する効果があります。

■理学療法士の必儒品

1:聴診器
ほとんど職場で支給されることが多くありますが、個人で購入されて自部に合ったものを使用する方もいます。

2:血圧計
手首式の血圧計は、コンパクトで持ち歩く時にとても便利ですが、正確に測ることができる腕に巻き付ける血圧計を好む方もいて人それぞれです。

3:パルスオキシメーター
指に挟んで血中酸素飽和度や脈拍をチェックするために使用します。

尚、リハビリを行う前や途中など利用者や患者のバイタルサイン(健康状態・呼吸・脈拍・血圧)を測定したり観察することで、リハビリを安全に行うことができます。

■まとめ

理学療法士は、様々な道具や器具などを使用して病気やケガ・障害を持った方のリハビリを行いますが、その利用者を評価してその人に合ったリハビリを実施していくことが重要でしょう。