介護をするうえで気になるニオイの対策グッズ

介護時のニオイは意外にも多くの人を悩ませています。ニオイを押さえたいと考えている方もいらっしゃると思います。

今回は、介護をするうえで気になるニオイの種類、ニオイの発生原因、そして、ニオイの対策グッズをご紹介します。

目次

1.ニオイの種類

2.ニオイの発生原因

3.ニオイの対策グッズ

4.まとめ

1.ニオイの種類

介護時の臭いは主に5つの種類が考えられます。まずは、「便臭」や「尿臭」などの排泄臭です。それに加え、「汗臭」と「加齢臭」、そして、湿布の独特な臭いである「湿布臭」があります。

これら5つの臭いが混ざり合った「複合臭」が介護をする部屋には漂っています。

2.ニオイの発生原因

ニオイの発生原因は主に4つあります。

まずは、体臭です。汗や頭皮の臭い、また加齢に伴って発生する加齢臭もあります。さらに、手や足が麻痺していたり、動かしにくかったりする部分には汚れや汗が溜まり臭いやすくなります。

次に、排泄臭です。トイレで排泄している人の場合でも排泄後にきちんと拭けていなかったり、下着を汚してしまったりする場合には便臭や尿臭の臭いが部屋を漂うこともあります。そして、衣類や寝具の臭いです。部屋着のまま過ごし部屋着のまま寝る人や、食事がうまく食べられず服にこぼしてしまう人は少なくないでしょう。また、高齢者には寝たきりの人をはじめ、横になる時間が長い人も多いので、肌に直接触れる枕やシーツなどの寝具は臭いやすくなります。最後に、口臭です。加齢に伴い、唾液が減ったり虫歯や歯周病が進行したりするため、臭いの原因となります。

3.ニオイの対策グッズ

今回は3つの対策グッズを紹介します。

1つ目は、水のいらないシャンプーです。頭皮や髪にスプレーして揉みこんだ後タオルで拭き取るだけなので、入浴しなくても洗髪ができます。2つ目は、おむつ用消臭袋です。高い消臭効果があるため、使用済みのおむつを消臭袋に入れてから処分すれば、排泄臭が軽減します。3つ目は、口臭対策グッズです。口の中を潤すスプレーや歯みがき用ウェットティッシュなどがあります。

4.まとめ

今回は、介護をするうえで気になるニオイについて対策グッズも含めご説明しました。

ニオイには、排泄臭や加齢臭などの5つの種類が考えられました。また、ニオイの発生原因も衣類や寝具の臭いや汗や頭皮のニオイなど様々です。

そこで、ニオイ対策グッズとして水のいらないシャンプーやおむつ用消臭袋、口臭スプレーなどをおすすめします。

皆さんもぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。