シニア世代におすすめの介護系資格

シニア世代の介護系資格取得が人気です。たとえば、定年後も働きたいという人が、手に職を付けるために受験をしています。

中でも、同世代や親の世代のサポートをしたいと、介護の道へ進む人が多いのです。今回はシニア世代におすすめの介護系資格を紹介いたします。

介護事務

介護保険など、介護に関する事務業務のプロフェッショナルであり、主にレセプト(介護給付費明細書)の作成を行う仕事です。介護施設の窓口業務や、ケアマネージャーのサポートをすることもあり、幅広い知識や経験が求められます。

レセプトの作成にはパソコンを使用するので、そのスキルが必要になってきます。また、利用者やその家族、施設関係者から医療関係者まで、スムーズな対応をする必要があります。したがって、コミュニケーション能力が重要となるのです。

シニア世代におすすめの理由として、これまでの経験で培った対応能力やコミュニケーションスキルが生かせる点が挙げられます。また、前職が事務系だった人であれば、適性の高い仕事であると言うことができます。

認知症介助士

超高齢化社会と言われる現代の日本において、認知症を罹患している人に寄り添い、サポートをする仕事です。コミュニケーションを取りながら安心して生活ができる環境を作り、円滑な社会参加を促します。

介護職を目指す人にはもちろん、家族や近隣に認知症の人がいる方にもおすすめの資格です。人口の5人に1人が認知症という統計がある中、社会福祉の観点からも非常に有益な資格であると言うことができます。

前述のように、コミュニケーション能力が重要になってきます。したがって、経験の豊富なシニア世代には適性のある資格であると言えます。転職を考えている人はもちろん、社会貢献を考えている人にもおすすめの資格です。

認知症介助士ホームページ(公益財団法人 日本ケアフィット共育機構)

レクリエーション介護士

レクリエーションは介護の現場で行われる活動のことですが、実際は一般のイメージとは違い、工作や運動だけをするわけではありません。
たとえば、絵を描くことが好きな人なら、利用者さんと一緒にイラストを作成したり、俳句を詠むのが好きな人なら、同じく作品を作ったりと、自分の趣味や興味のあることを業務に生かすことができるのです。

コミュニケーション能力があるに越したことはありませんが、好きなことを仕事にできる性質上、業務を通して職場に打ち解けていくことが可能なのです。何か趣味を持っている方で、この楽しさを他の人とも分かち合いたいと考えている人には、特におすすめの資格です。

レクリエーション介護士講座があるスクール
湘南国際アカデミー

まとめ

シニア世代におすすめの介護系資格を紹介いたしました。手に職を付けるという意味で、資格を取得することはとても有益です。

受験のための講座なども存在しますので、希望する資格を取得し、介護の現場で新しい人生を歩んでみてはいかがでしょうか。