毎年1回全国各地にて行われている介護福祉士国家試験を受験するには、ある条件をクリアして申し込みをすることになります。今回は、インターネットで申し込みをする方法を解説していきます。
介護福祉士国家試験の必須条件について
受験資格を得る方法は、①養成校ルート(高校卒業後に養成校に入学する場合は2年以上、福祉系大学を卒業した方は1年以上)、②実務経験ルート(実務経験3年以上かつ実務者研修または介護職員基礎研修および、喀痰吸引等研修を修了していること)、③福祉系高校ルート、④インドネシア・フィリピン・ベトナムの方対象のEPAルート(経済連携協定)の4ルートがあります。
インターネット申し込みについて
前回も受験した方は、パソコンやスマートフォンからインターネット申し込みが可能です。
受験の手数料については、手続きの際にコンビニ払いまたはクレジットカード払いから選択して下さい。今回の手数料は、18,380円です。
なお、インターネットで申し込みする方は、受験の手引きに同封されている払い込み用紙は使用出来ませんのでご注意下さい。
インターネット申し込みを行う前に準備するものについて
インターネットで受験の申し込みを行うためには、次にあげるものを準備して下さい。
①個人のメールアドレス(複数人での同じアドレスの利用はNGです)
②前回の受験票か結果通知書に記載されている受験回および受験番号(複数回受験した場合は、直近の情報)
③受験者の顔写真のデータ
④手数料の支払い方法をクレジットカードにした方は、カード番号・有効期限・セキュリティコードも確認しておいて下さい。
該当者のみが準備するものについて
外国国籍の受験希望者や日本に帰化した方で、受験時間の延長またはふりがな付き問題用紙を希望する場合は、パスポートや住民票などの国籍を証明する書類の写真データをご用意下さい。
また、点字または拡大文字で受験希望する方は、前回の試験の際に使用した「配慮決定通知書」のデータをご用意下さい。(※前回と配慮する内容が異なる場合や新規で配慮を依頼する場合には、インターネットでの申し込みは出来ませんのでご了承下さい)
第34回(令和3年度)の介護福祉士国家試験の申込期間と受験日
次回の介護福祉士国家試験のインターネットでの申込受付期間は、2021年8/18(水)の9時30分より開始し、9/17(金)の23時59分までの約1カ月間となっています。申し込みが済んだら、受験日も忘れずにチェックしておきましょう。
試験対策のスケジュールがたてやすくなります。受験日は、筆記試験が令和4(2022)年1/30(日)で、実技試験は同じ年の3/6(日)に行われる予定です。
まとめ
初めて介護福祉士国家試験に挑戦する方は書面での申し込みとなりますが、2回目以降受験する予定の方はインターネットでの申し込みが可能です。
その際に、前回の受験票および結果通知書の情報も必要なので、大切に保管しておいて下さい。
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