誰かの役に立つ仕事がしたい!と思われている方の中には、福祉系の仕事を志す方も多いのではないでしょうか?
これから福祉系の仕事を志そうとする方にとって、業種だけを考えても多種多様となっています。例えば介護のようなケアワークもあれば保育系、調整や相談、援助などといった種類が存在しています。
今回は、主な福祉系の進路について説明していきましょう。進路で迷っている方の参考にして頂ければ嬉しいです。
まずは理解しておくべき項目
福祉の業界といえども、多種多様な職務内容が存在していることを理解しなければならないことを冒頭で説明しました。
高校3年生の時点で卒業後の進路について相談しなければならない時期に来ているときに、どの仕事を志願しているのかも明確化しておくことも大切です。
進学したとしても、ただ単に卒業しただけでは何も意味はありませんので、在学中においても資格を取得するといった目的を持つことまでも理解しておきましょう。
一部の職種については資格不要の職種は存在しています。しかし、今後のスキルアップなどを考えるならば専門性を高める意味で重要な役割は「資格」ですし、就職してから取得すると、無資格で就職した場合と比べ即戦力として働きやすくなるだけでなく、さらにワンランク上の資格を取得するための近道になるからです。
このように福祉関連の専門学校へ通う目的の一つとして定められる理由は、資格取得が前提となっています。
それぞれの分野での進路
進路についてみてみましょう。福祉の仕事は様々な種類があり、どの分野において様々な種類の資格が必要で、分野と職種を理解しておきたいものです。
高校生の時点で福祉関連の仕事に興味がなくても、その他の分野で仕事などの経験を積みながら福祉に興味を持ち、通信教育などを活用して資格を取得したりする方もいるほどで、この場合もやはり、実際に取り組んでみたい分野を理解してから勉強し、資格を取得することがメインとなります。
介護系進路
別名はケアワークといいますが、主に身体や精神などといった病気や障がいで、生活面において支障をきたす方に対する介護がメインとなっています。
職種については主にケアワーカーと呼ばれ、生活支援員や介護職員、介助員といった職種の方々が活躍しています。
関係資格では、介護福祉士の資格をとることを目指した考えを持ちながらやっていきましょう。
実務者研修を修得していれば、介護福祉の現場において3年間の業務経験を積んだのちに介護福祉士国家試験の受験資格を得られるようになっています。
主婦のほか他業種の仕事をしながら資格を取得する場合、通信課程が2年(夜間課程が3年)で受験資格を得られますが、この場合は実習までも必須となっています。
相談援助の進路
援助や調整、それに相談に関する業務となっています。仕事の内容は実際にサービスを利用している方が、生活面における全般的な相談を行い、それに応じながら助言や援助、そして精神面におけるサポートを行っています。
グループワークやケースワークといった各種援助技術の応用により、利用される方が社会で自立した生活を送れるよう支援を行うのが目的となっており、生活指導員や相談員、職業指導員や就労支援員などといった職種が存在し、地域包括支援センターや福祉事業所などといった職場で活躍しています。
基本的には社会福祉主事任用資格ですが、社会福祉士や場合によっては精神保健福祉士といった各種資格を取得することになっています。
まとめ
社会福祉の仕事を考えてみても職種別に様々ですが、基本的には福祉系の学校への進路を経る場合と実務系の実務者研修を修得してから進路を考えた方が良いでしょう。
実際に必要な資格を取得してから活躍しています。進路を考えるとき、福祉の仕事に対して具体的に将来やってみたい仕事を重ねながら検討してみると良いでしょう。
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