超高齢社会となった現在の日本。高齢者をサポートする介護職のニーズは高く、介護職未経験者でも積極的に採用する事業者は多くあります。
今回は、介護職未経験者が介護業界に入る際に知っておきたい事をお伝えします。
無資格でも働き始める事が可能
介護施設で働く為に特別な資格は必要ありません。※訪問介護事業所で働くホームヘルパーになるには、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。
無資格で採用されたスタッフに、資格取得の支援をしてくれる施設も多くあるようです。中には介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修などの受講料の負担を会社で負担して貰えるので、働く人の経済的負担は軽減されます。
また、資格を取得する事で任せられるしごとの幅も広がる為、給与のアップが期待できます。
介護職は40歳を過ぎてから始める人も多い
介護業界は、比較的歴史の浅い業界という事もあり、働いている人の多くは他業種からの転職での採用となっています。
「30歳を過ぎているから」、「40歳を過ぎているから」、「転職するのは難しいのでは?」と気にする必要はありません。
実際に介護施設で働いている人の半数近くは40代・50代で、60代以上の方も多く働いているのが介護業界なのです。
介護施設の採用担当者が最も重視するのは、その人の人柄。その次に重視されるのがコミュニケーション能力です。
介護業界は将来有望!働き口が無くなるとは考えにくい。
日本はこれからも人口に占める高齢者の割合が大きくなっていくとみられています。それに伴い介護業界も拡大を続け、他業種からの参入企業も多く存在します。
介護職は低賃金というイメージを強くお持ちの方も居るかも知れませんが、国が進める介護業界で働く人への処遇改善策により、給与水準は年々上がっています。
また、介護業界は景気動向の影響を受けにくい業界である為、景気後退などで職を失う心配はあまり無いと言えるでしょう。
未経験で介護職に就いた人が最初に任されるしごと
ここからは、未経験で介護の業界へ飛び込んだ人が最初に任される事の多いしごとをご紹介します。
配膳と片付け
介護施設での食事は、利用者ごとに細かな違いがあります。(ごはん・おかゆなど)利用者ごとに用意された食事を、間違えないように出す必要があります。
各利用者の名前と座席をしっかりと確認しましょう。
トイレ誘導
おむつではなくトイレを使って用を足す事の出来る利用者のトイレへの行き帰りに付添います。利用者を転倒させない様、利用者のペースに合わせて移動しましょう。
見守り
食事中や食後の休憩中の利用者を見守ります。異変に気づいたら、落ち着いてすぐに他のスタッフに知らせましょう。
施設内の清掃
フロアやトイレの清掃をします。毎日行う事で施設内を清潔に保つ事が出来ます。
シーツの交換
利用者が休憩時間などに利用するベッドのシーツを取り換えます。
入浴後のケア
利用者が施設で入浴した後、身体を拭いて、髪の毛を乾かします。丁寧に行いましょう。
介護記録の記帳
施設利用者の毎日の様子を文章で記します。
まとめ
今回は、未経験で介護職へ付きたい人向けに知っておいてもらいたい知識をご紹介しました。自分は経験が無いから、資格が無いから、若くないからと及び腰にならず、介護の業界へ堂々と第一歩を踏み出してください。
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