介護の求人情報に「介護職員初任者研修修了者」といった条件があげられていることが増えてきました。
そのため、介護業界を中心に就職を考えている方は、介護職員初任者研修について知っておくと有利になります。
こちらでは、介護職員初任者研修の資格を取得するにあたり、条件や就職への関りなども見ていきます。
資格について
介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識や技術を取得するための研修です。それまであったホームヘルパー2級資格が変更されて新たに作られた資格ですが、学習内容などに違いがありますのでご注意ください。
介護職員初任者研修では、介護職の理念、そして高齢者特有の身体のしくみ、基本的な医学的知識などを学んでいきます。
資格の前提条件
介護職員初任者研修は取得しやすいと言われています。と言いますのも、介護の資格の中には、指定された教育機関での受講や実務経験が必要になりますが、介護職員初任者研修は希望すればどなたでも受講することができるのです。
そのこともあって、ニーズが高まっています。 資格を取得するには、受講後の試験に合格しなければなりません。しかし、介護職員初任者研修の試験は資格取得のハードルが高くないといわれており、その点もメリットと言えます。
就職にむすびつきやすい
介護職の求人には、「介護職員初任者研修修了者」と資格条件を持っていることを求めるものも増えています。
介護職を志望するにあたり、資格があることで採用面でも好印象につながることも多いです。 最近では、介護業界に一見関わりがなさそうな業種から、新しいサービス、商品の開発などを目的として、介護職員初任者研修など、介護の資格保持者が求められるケースも多く見受けられるようになりました。この点も注目しておきたいことの一つです。
資格取得の方法
介護職員初任者研修の資格を取得する方法は、「通学講座の受講」「通信講座の受講」などがあります。受講しやすいのはどちらか、チェックしておくことも必要です。
通学講座の受講
教室へ通う講座は短い期間に集中して勉強し、資格取得を目指したい方におすすめです。短くて1ヶ月ほどで資格取得することも可能です。
平日に通う、週末だけ通う、などコースを選ぶことが出来るため、通いやすい場所に教室があれば、ぜひ選択してみてください。
通信講座の受講
教材を使って自宅で学習します。家事や育児との両立を求める方には便利な方法です。ただし、全カリキュラムのうち1/3は自宅での学習が認められていますが、それ以外は通学しなければならないのでご注意を。
まとめ
介護職員初任者研修という資格について、その性質や就職に有利な点、学習の仕方をまとめてみました。なんと言っても、資格を取得するための前提条件が不問な点は魅力です。ぜひ参考にしてみてください。
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